あなたは、人生失敗したと思ったことってありませんか?
人生失敗したと思う時というのはどんなときでしょうか。
- 受験に失敗した
- 事業に失敗した
- 告白に失敗した
- 就職に失敗した
- 結婚に失敗した
- プレゼンに失敗した・・・などなど
これらのように比較的人生に影響を与える大きな人生のターニングポイントにおいて「人生失敗した」と思うことが多いと思います。
しかし、究極的には「人生失敗した」と思うのって、最後の最後だと思うんですよ。
自分の人生の一か所だけを切り取って「失敗」と言っているにすぎないんですね。
90歳くらいになって人生が終わりかけたときに「本当に失敗だったかどうか?」とわかるものです。
まだ巻き返せるチャンスって、いくらでもあるんですね。
実は、人生失敗したと言っている人は「あきらめた人」なんですね。
あるいは「自分の理想と現実が違うこと」=失敗と決めつけている人です。
同じ状況でも「目の前の自分の人生を失敗と思っている人もいれば、成功する途中」だと思っている人もいます。
失敗というのは、当人のマインドでいくらでも変わってくるということなのです。
人生失敗したと感じる人に共通する心理・特徴は?【なぜ失敗と思うのか?】
人生が終わってないにも関わらず、人生失敗と決めつける人の心理の共通点とは「自分の人生をあきらめた人である」ということです。
人生=バスケットの試合だと仮定すると、途中であきらめた=失敗ということです。
特に20代や30代という早期に「人生失敗」と思っている人ほど、客観視ができないということになります。
あるいは「完全主義」が強いか?どっちかですね。
- 自分の思った通りの理想の人生じゃないことを「失敗」と言っている(完全主義に多い)
- 失敗を成功に変える視点・力量がない
この2点です。
詳しく解説します。
完全主義👉やり直したいとすぐに思ってしまう
まず、「人生やり直したい」と思ってしまう人の心理としては「完全主義」(完璧主義)というのがあります。
理想を高く持つことと完璧主義は違います。
心理学では「完璧主義ではなくて完全主義」というのですが、この完全主義が強い人は失敗に弱いとされています。
なぜならば「100点とれなければ99点は意味がない」と思ってしまうので、99点を失敗とみなすことがあるからです。
この完全主義を持っていると、自分の理想にそぐわない人生に対して「すぐにあきらめてしまってやり直したい(もっと完璧に人生をやり直したい)」と思ってしまう場合があります。
短期的な目線でしか見れない👉「失敗」と早計に判断する
人生失敗したと感じる人は「短期的な失敗」を過大評価している場合があります。
長期的に長い目で見れば、成功するのにも関わらず、失敗と思ってしまう場合などです。
これは株式投資などをみればわかりやすいと思います。
短期的に暴落したときに、目先の損の大きさにとらわれてしまって「失敗だ」とすぐに騒ぐ。
しかし、よくよくその会社の業績や社会のニーズなどを見ていれば「必ず将来は伸びてくる」ということがわかったりします。
ここで騒いでいる人は「クソ会社め!!」といって失敗を他人のせいにしたりします。
しかし、長期で考える人は暴落にも心を惑わされずに「いずれ成功するために必要な途中経過だ」と思うことができるのですね。
つまり、人生のアップダウンの中で、下がってしまったときだけの短期的な目線を切り取って「自分の人生は失敗だ」と思う訳です。
それは、長期で株が変動する可能性を考えられずに「自分の人生(チャート)はもうここで終わり」とあきらめてしまっている状態です。
人生失敗したと感じる人は【自分の人生の責任を背負いきれてない人】
人生を失敗したと感じる人は、自分という株が上がる可能性を考えられない人と言いました。
つまり短期的なライフイベントに失敗したというだけで、まだ残っている人生が終わった(=失敗)と思う人です。
これはどういうことかと言いますと「自分の未来の人生を自分自身で切り開く自信・責任が育ってない人」ということです。
- すぐに「二極思考(0か100か)で考える」
- 完全主義なので「失敗と決めつける」のが速いから
- それは失敗から学んで自分の人生を切り開こうという自己責任が弱いから
- 自分の人生を生きれないのは、自己肯定感が低いから
こんな感じでつながっていきます。
この心理過程のあいだには「失敗を他人に責任転嫁する」なども起きてきます。
なぜならば、説明にあるように「自分の人生の責任が育ってない人」なので、失敗を周りや環境・親のせいにしたりするからです。
あとは、完全主義なので「失敗は失敗」「成功は成功」というように区切りすぎてる場合があります。
その場合は「失敗の先に成功がある」ということも学んできていないので、さらに悪循環の「人生失敗スパイラル」にハマって、ネガティブな気持ちが膨らみます。
人は、失敗しないで1回で理想通りにいく人生になる人稀なのです。
多かれ少なかれ、順風満帆に見える人も、失敗を重ねてきているのです。
何が違うかというと、その失敗を「失敗と感じないくらい自分の人生の糧」にしてきたり、成功するまで試行錯誤してきたという事実があるか?ないか?tぽいうことなのです。
つまり、「あきらめなかった人」には失敗というのはほとんど存在しないのですね。
結果的に「失敗してよかったな」と自分の人生を肯定しているはずだからです。
失敗してよかったな・学べたな~と思う時点で、それは「失敗」ではなくなるんですよね。
学びに変わります。
ですから、人生失敗したという人は「あきらめてしまっただけの人」ということになります。
あなたが65歳くらいだったら、先も見えてきているのでちょっと巻き返せない場合もあるかもしれません。
しかし、何歳からでも人生やり直すのは遅くないはずです。
現実逃避したいときは【人生を変えるチャンス】です~本当の自分に会いにいこう~
あきらめたら、そこで終了なのですから。
まとめ
人生を失敗したと感じる人は、自己肯定感が足りてない傾向があります。
その場合は、自分のできることを書き出したり、小さいことでも認める習慣を行うことによって自己肯定感・自己信頼感・自己効力感・自尊心を高めていきましょう。
後日、詳しく書きます。