大勢の中にいても、はっと目を奪われる存在感を放つ人っていますよね。
さらには、その人が登場すると周囲の人の空気が変わったり一変したりする人のことです。
存在感を放っていれば、人に覚えてもらいやすくなりますので、仕事でも成功しやすくなる可能性があります。
スター性やカリスマ性と似ていますが、オーラに近いものです。
誰だって存在感が薄くて記憶に残らない人よりは、存在感がありますねっていってもらいたいものです。
人を引き付ける要素を「魅力」と呼びますが、この数ある魅力の中の1つが存在感だと考えます。
今回は存在感を身に着けたい、そんなあなたのために、存在感の正体を解説していきます。
存在感がある人って?【一般的なイメージは?】
存在感の持論を述べる前に、一般的に存在感のある人の特徴やイメージを紹介します。
存在感のある人
- 自信がある
- コミュニケーション能力が高い
- ここぞという時にいいことを言う
- いつでもリラックスしている
- 言動が一致
- 人と違っている考え
- 教養と知識に裏付けれた発言
- 謙虚でミステリアス
- 個性的である
(参考:存在感がある人に共通する「10の特徴」 | TABI LABO (tabi-labo.com) )
こうしてみると、存在感を身に着けるのは色々なスキルを上げなければならないのかな・・・って思いますよね。
そんなことはありません。
実は、この10つの存在感のある人の特徴の共通項を探せば、ひとことで済みます。
存在感とは【いつでもここにある】ということ。
存在感を醸し出す言動や態度のすべてに共通するたった1つのこと。
それは「(私は)いつでもいま・ここにある(いる)」という感覚です。
思い出せない人は、「♪この~木なんの木気になる木~」のようなおおきな大木を想像してみましょう。
(知らない世代の方はすみません)
大木は、どっしりとした「存在感」を放っていると主張しても、誰も異論はないでしょう。
その大木が不安定で、ちょっと触ると倒れてしまう。
それは存在感ではありません。
あるいは、あると思っていた大木がどこにあるのか「いまいち他の木と判別しにくい」
これも存在感が消えます。
いつ行っても、「そうそうこの木だよな」(そうそうこれが私だよね)というあなたの中のあなた自身への心構えが、存在感の正体です。
嵐に吹かれて、時に葉っぱや枝が折れても、本体である「大木」がしっかりそこにあれば
葉っぱは揺ら揺らと風に揺れて、あちらへ・こちらへと動く余裕があります。
このしっかりそこにあれば大丈夫というあなたが持つあなた自身への感覚・・・が「存在感」なのです。
ちなみに「風=価値感」のたとえです。
つまり、世間の風にさらされて(価値観に揺らされて)も、木が倒れてしまうことなく、どっしりと構えている大木(人)のような感覚が存在感なのですね。
いくら葉っぱが揺れようとも、根っことしっかりと地面がくっついており、「ちゃんと変わらずそこにある」のです。
大きいものに存在感を感じるわけではありませんのでご注意を。
(まあ、それも1つあるのですが)
画像にあるように、大木は「ずっと昔からずっとその場所にずっと変わらずあり続ける」ということなのです。
ポイント
存在感とは「変わらない自分。揺るがない自分。私は確かにここに存在する感」なのです。
大きなものが存在感なのではなくて「安定感・不変・目のまえに意識のすべてをむけている人」こんな感じです。
存在感とは「いま・ここ」にむけると大きくなります。
存在感の言語は「確かに私はここにいる」ということです。
つまり、芸能人などのオーラや存在感というものは「相手の中で認識」しなけれな発生しません。
視えなければ存在感はないのです。
「大木が確かにしっかりとあるんだ」ということを感じると、あなたの中で存在というものが認識されます。
存在感とは相手が持っているものではなくて、本来は「あなたの中で創られるもの(あると思うこと)」なのです。
①存在感のある人の特徴【揺らがない・軸がある】
存在感のある人というのは、「揺らがない自分」を持っているということです。
だから、先程の他のサイトさんの10個の特徴に当てはまるのです。
もう一度みてみましょう。
- 自信がある
- コミュニケーション能力が高い
- ここぞという時にいいことを言う
- いつでもリラックスしている
- 言動が一致
- 人と違っている考え
- 教養と知識に裏付けれた発言
- 謙虚でミステリアス
- 個性的である
これらの特徴は「以下の公式」にあてはまっていますよね。
存在感の公式 存在感の公式は「変わらない自分。揺るがない自分。私はいま・確かにここに存在する感
存在感を言語化すると「変わらずにそこに在り続ける・いま・まさに・確かに」といった感覚です。
因数分解キーワードは「いま・ここ(一瞬)」「確信(確かに)」「(自分が)在る=自分軸」です。
存在感とは「いま・ここ」に自分の存在を印象づけること。
存在感の公式をわかっていれば、人がどういう状態で存在感を持つのかわかります。
この猫をごらんください。
これはなぜかというと「動き」のある絵だからです。
実は、脳は動きのある画像を見ると「静止画」ですが、動きのある・なしを感じて判断しているんです。
たとえば躍動感のある絵などもそうですね。
脳の中では「これは動いているぞ」と思うんです。
しかし、実際には「二次元の絵」というのも理解していますので、「動きの連続の時間軸の一瞬を切り取ったもの」として、存在感を浮きだたせるのです。
伝わりますかね?
つまりジョジョ立ちに存在感があるのは、「動き」を表現していて「いま・ここにいるぜ!!」を表しているからなんですね。
自信があるのは、「自分軸があるから」です。
コミュニケーション能力は「いま・ここ」のリアルタイム(現在の時間)で行われるものです。
ここぞというときにいいことを言うというのは、「いま・ここ×自分軸」です。
いつでもリラックスは「自分らしさ」=自分軸であることの証明。
言動が一致は「自分の軸」があるからです。
風(違う価値観)に揺られても、最後には自分の軸である「大木」はしっかりと存在しているんでしたね。
(存在感を見た目で表したのがジョジョポーズです)
だから「人と違う考え」を持てるのです。
10つ全部、説明できますが、面倒なので割愛しますね。
②信念を持っている
信念を持つのは、あなたの大木の軸を作り、幹、葉っぱになります。
木の大木から伸びている幹が信念になります。
その幹の太さは「信念の強さ」をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
細い枝ばかりの木に存在感は覚えませんよね。
あなたが信念を強く持つと、木の幹は太くたくましくなります。
信念という幹を太く太くしていくと、そこに「遊び」が生まれます。
「信念」が弱いと木の幹でブランコもハンモック(ちょっとした遊び)もできないですよね。
折れてしまうので・・・。
信念が強く育ってくると、そのようなアレンジや遊びをできる自分の木も育ってきて余裕が生まれるのです。
「他者をその自分の信念の中で遊ばせてもいいくらいの余裕」ができるんです。
これ、書いていてずっと映像が浮かぶんですよね。
私は意図して連想してないので、勝手に浮かぶその映像を私は分析して解釈しているのです。
③人に流されない
さきほど説明してしまいましたが、存在感のある人は「人に流されません」。
だからといって、自分の主張を押し付けるということではありません。
木でイメージするとわかりやすいのですが、葉っぱをわざと揺らしても(=柔軟性がある)軸である大木は揺れませんよね?
しなやか=存在感なのです。
公式では「変わらない」と書きましたが、存在としては変わらないのですが表面は変わるのです。
ポイント
変わるものと変わらないものを絶妙のバランスで兼ね備えているのが存在感です。
反対にいうと、「自分をしっかりと持っている」からこそ、葉っぱを揺らされてもOkなのです。
自分軸が不安定な人は、葉っぱを揺らされてしまうと、木(自分)まで、一緒に倒れてしまうのです。
だから、揺らされないのです。
他人が「自分の価値感をぶつけてくる」と、とたんに弱くなります。
「人に流されない」から存在感があるのではなく、人に流されても揺ら揺らできる余裕があるから存在感が出るのです。
存在感がない人とは?
存在感が薄い原因は【自分がない】から。
存在感が薄くなる原因としては、「自分の軸」(自分らしさ)がないことがあげられます。
- 他人と同じでいいやと思っている
- 人と違う考えや行動をとるのが怖い
- みんなと同じだと安心する
- 人から嫌われるのが怖い
- 失敗したくない
これは、存在感がない人の特徴ではなくて、「このような特徴があると結果的に存在感が出ない」になります。
要するにこれと反対をしていけば、自分軸がしっかりと育っていきます。
【存在感の無い人対処法】存在感を高める方法【3つ】
①自分軸を思い出そう
存在感を出すには、「自分軸」が大事になってきます。
木でいうところの、葉っぱの部分で揺れても、自分の中心はブレないようにする感覚です。
そのためには「世間やみんな」といったものから、解放されることが必要ですね。
「みんながしているから」や「世間でこう思われるから」ということではなく、自分なりの判断基準をしっかりと持つことです。
それが、たまたま「世間とかぶっても」世間に流されている人とは、信頼感も変わってくることでしょう。
自分で判断基準を持つということは、「自分で決めきる」ということでもあります。
②周りの影響を受けない自分になる
自分で決めることができるようになってくると、自然と周りの影響を受けずらくなります。
これは我を通すとはちょっと違っています。
究極的には、「そこに存在している感覚」なので、何かをしなくてもいいわけです。
まあ、自分の存在を表現するために「ポーズをとったり」「言動を磨いたり」するのはいいと思います。
しかし、存在感は「非言語」です。
感じるものですので、相手の顕在意識に見つかったとたん。
それって存在感ではなくて「目立ちたがり」になってしまうのです。
③私はこういう人間ですよ~と示す
どちらかというと、存在感というのは「わかりやすさ」の要素があります。
存在しているのは、みんな同じだからです。
チューリップがたくさん咲いているところをイメージしてください。
全部が白い花だったら、ちょっと存在感としては「みんな同じ」になるのです。
ですので、「私はこういう花なんですよ」というのがぱっとみてわかるといいのですね。
その白い花の中で「青いチューリップ」があったら、ちょっと目を引きますよね。
それは「私は青いチューリップなのです」と示しているからなのです。
しかし、それは青いチューリップはわざとやっていないのですね。
自然にやっている。
あなたらしさを思い出そう
あなたの「これが私です」は何でしょうか?
つまり、私ってこういう人間なんですというのを、言葉ではなく自然に「表現していく」ということです。
注意ポイント
言葉ではなくて、表現としてやっていってください。
言葉にしたとたん、「感じる(存在感)」ものではなくなってしまいます。
相手の言語理解につかまってしまっては、意味がないです。
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まとめ
存在感を放つって難しそうですが、自分らしく生きればいいと思います。
ちなみに私は背が高いので、なるべく気配を消したいと思っています(笑)