いま、緊急で記事を書いています。
現在2024年3月1日ですが、千葉県で地震が多発しています。
私自身、千葉県なので、2月29日前後から揺れを感じていました。
最初は「多いな~」くらいでしたが、あきらかに「変」です。
▶千葉・さいたまで震度4、津波の心配なし 千葉東方沖で地震続く(朝日新聞デジタル)
千葉県で震度5強の揺れを観測した地震ですが、南海トラフで想定される巨大地震とは発生場所が異なり、直接関係はありませんし前兆とする根拠もありません
どうぞご冷静に願います
ただ、南海トラフについての理解を深め、対策をとることはいいことですので、ぜひ進めて下さいhttps://t.co/f0FxcRxTMq
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) May 10, 2023
千葉県に生まれて、これまで何十年も千葉県に住んでいますが、東日本大震災の余震を除いて
こんなに、連続して地震が頻繁に発生していることは記憶にありません。
しかも、どんどん規模が大きくなっているんです。
ちょっと心配ですね。
この記事では、2月27日から続く千葉県での地震状況と、大地震に備えて用意しておきたい防災グッズを紹介します。
災害というのは、危機感を持っておいて損はありません。
何もなければ何もないで、それで済みます。
しかし、用意しておけばよかった・・・と後で後悔することだけはしてほしくありません。
千葉県の皆さんは、しばらく警戒を続けましょう。
千葉県の地震が増えている?
現在、千葉県では「千葉県東方沖」を震源地として、集中的に同じ震源域で地震が多発しています。
地震検知日時 | 震源地 | 深さ | マグニチュード | 最大震度 |
2024年2月27日21時44分
| 千葉県東方沖 | 20Km | 4.3 | 震度2 |
2024年2月8日12時06分
| 千葉県東方沖 | 20Km | 3.7 | 震度1 |
2024年2月28日20時14分
| 千葉県東方沖 | 30Km | 3.4 | 震度1 |
2024年2月29日4時15分
| 千葉県東方沖 | 20Km | 3.0 | 震度1 |
2024年2月29日8時40分
| 千葉県東方沖 | 30km | 3.3 | 震度1 |
2024年2月29日8時42分 | 千葉県東方沖 | 30Km | 4.2 | 震度2 |
2024年2月29日8時45分 | 千葉県東方沖 | 30Km | 3.9 | 震度2 |
2024年2月29日11時13分 | 千葉県東方沖 | 30km | 4.7 | 震度3 |
2024年2月29日11時25分 | 千葉県東方沖 | 40km | 3.3 | 震度1 |
2024年2月29日12時30分 | 千葉県東方沖 | 20km | 4.6 | 震度3 |
2024年2月29日16時19日 | 千葉県東方沖 | 30km | 3.2 | 震度1 |
2024年2月29日18時35分 | 千葉県東方沖 | 20km | 4.9 | 震度4 |
2024年3月1日5時35分 | 千葉県東方沖 | 20km | 3.1
| 震度2 |
2024年3月1日5時43分 | 千葉県東方沖 | 30km | 5.2 | 震度4 |
3月1日の記事を書いてる現在までの有感地震の回数は14回にのぼっています。
2月27日から、東方沖の活断層では地震が発生しはじめたようですが、このころはあまり気づきませんでした。
しかし、2月29日(木)の11時13分に大きめの地震が発生。(ピンクの部分です)
その1時間後くらいに、また大きい地震がやってきました。
それによって多くの人が「あれ?また?」って感じになってSNSでも地震が多いという声が散見されはじめます。
そのあと、これで終わるのかと思ったら、夕方(18時35分)にさらに大きい震度4の地震がやってきました。
多くの人が、千葉県の地震についてツイートをしています。
千葉県東方沖というのは、1987年に「千葉県東方沖地震」(M6.7)というのが発生しています。
フィリピン海プレート内部で起きた断層型地震です。
この地震では最大震度5を千葉県勝浦市、千葉市、銚子市で記録されました。
死者2人、負傷者144人となっています。
被害総額は404億円。
重傷者の数は26人にものぼり、建物の損壊の被害が著しく、三浦半島では斜面崩落事故などが起きました。
さらに、液状化現象なども確認されています。
この地震では、地震計測機がまだ全市町村になかった時代のため、実際の震度は6弱ほどの可能性があったことが推定されています。
何となく今まで続く地震の中でいちばん大きく感じたM4.9だから
実際今までの群発地震の中でいちばん大きいけど
M6以上の大きい地震に発展しないか心配
1987年の千葉県東方沖地震M6.7の震央とほぼ同じ場所だから pic.twitter.com/c6Cl8VXVZV— ただの日本人(気象予報士を目指す) (@xKMftheTy7QOecU) February 29, 2024
https://twitter.com/sirokuro_selbin/status/1763312214411485667
連続している地震で、記事を書いてる現在で最大の大きさ(M5.2)は、3月1日の明け方ということもあって、まだ寝ている人も多いため、多くの人が地震で起きたと思われます。
私も、びっくりして飛び起きて、そして30分眠れませんでした。
千葉県東方沖では2023年12月にも「活性化」している?!
千葉県東方沖は、もともと地震が活発な場所です。
しかし、2023年12月にも連続して地震が起きました。
(画像はNHKよりお借りしました)
地震の活発な場所であるとしても、ちょっとここ最近の活性化は異常ですよね・・・。
大きい地震の予兆である可能性も高いので、専門家は注意喚起を促しているみたいです。
【防災】地震のときに備えておくものは?
(東京消防庁のサイトよりお借りしました)
千葉県の皆さんは、今後も地震に注意してください。
とはいっても、地震の備えをしているか?というと、多くの人がしていないとのことでした。
東京消防庁のサイトに「地震に対する10の備え」というのがあります。
- 身の安全の備え
- 初期対応の備え
- 確かな行動の備え
そちらで、上記の3つの備えについてPDFがダウンロードできるので参考にしてください。
ポイント
- 家具の転落・落下・防止を防ぐ
- 食器や窓ガラスには飛散防止シートなどを!
- 家具・堀の強度を確認!
倒れてきたら、危ない家具などは、配置の確認をして地震が来たらどのように倒れるか?(揺れにもよりますが)想定して
避難経路の確保をシミュレーションしておくといいと思います。
初期対応の備え
- 消化の備え
- 火災発生の防止
- 非常用品の備え
初期対応の備えでは、地震が発生した初動の備えを学んでおくことができます。
地震が起きたときに、あわててしまうのが人間です。
まず、地震が起きたらどうするのか?事前に、決めておきましょう。
詳しくは東京消防庁の「地震に対する10の備え」を参照してください。
非常用品についても、詳しくのっています。
下記は「非常持ち出し品」に該当するものです。
- 飲料水
- 携帯羅時
- 衣類
- 食料品
- 貴重品
- 懐中電灯
- 救急セット
- 筆記用具
- 雨具・防寒具
- チリ紙
非常備蓄品は「地震後の生活を支えるもの1人3日分の食料」とされています。
飲料水は1人1日3リットルを目安なのだそうです。
ポリ容器などを買っておくといいですね。
3つ目の確かな行動の備えというのは、「地震が起きたときにどうするか」を家族で話し合っておくことです。
さらには、「地域の危険性」を自治体の防災マップで確認しておくことも大事です。
簡単な防災知識を身に着けておくことも、備えとして大切です。
常に、防災意識を持って、地震が来ても慌てないように、千葉県住みの人は引き続き警戒を強めてください。