皆さんは現実逃避したいときってありますか?
私は中2の息子がいますので、俗にいう「中二病」まっさかりといったところです。
ということで、息子とともに現実逃避したい日々です。
ちなみに私まいぴは、現実逃避すると毛布かぶります。
あの狭くて暗い空間が最高なんですよね。
私は「現実逃避はある程度ならしてもいい」と思っています。
この記事では、なぜ現実逃避にメリットがあるのか?という持論を説明していきたいと思います。
それではいってみましょう。
現実逃避したい心理って?
まいぴは現実逃避容認派です。
適度な現実逃避はしてもいいと思っています。
その持論を説明する前に、一般的に現実逃避したい時・その心理について解説します。
ポイント
まず、「逃避」(逃げること)は人間が誰でも持っている本能なのです。
- 恥や罪悪感を感じている
- 自分にはとても手に負えないと思っている
- 目の前の現実を解決できずに困っている
- 心が限界ですよ~というシグナル
- 逃避することで「何か」を守っている
こんな感じになります。
現実逃避するということは「心の声」を聞くチャンスです
実は、人は現実逃避をさまざまな場面で無意識的にしています。
なんだか帰宅したくなくて「無意識に西麻布で飲み歩いてしまう」という人も現実逃避をしています。
1人暮らしの家に戻る(現実と向き合いたくなくて)寂しくてついつい飲んでしまう人もいれば、家の中で外にむかって逃避する人もいますね。
このように人は様々な形態をとって心の安息や逃げる場所というのを確保しているのです。
ですから、現実逃避じたいの言葉には悪いイメージがあるかもしれません。
しかし、人にとって逃避したくなるということは、逆にチャンスでもあるのですね。
このように思う人は「自分は独身であることが寂しいんだ」「誰もいない部屋に戻るのが嫌なんだ」
それから逃げてるんだと気づくことで、本当の願いがわかるようになりますね。
中2が現実逃避する場合は?
まいぴの息子は中2です。
どうやら中2という時期は現実逃避しやすい時期のようですね。
私まいぴの息子も「高校の進路」を一緒に話し合おうとしたのですが、なかなか向き合ってくれず逃げてしまうんです・・・。
私ははじめ「自分の進路なのに~」って思って、子供に対してもっと自分の人生をしっかりと考えてほしいと不満に思いました。
でも待ってください。
私はここで考えてみたんですね。
中学生の親御さん、もしかしたらこの記事を読んでいる中にいるかもしれません。
その場合、お子さんが逃避している場所を安易に奪ったり否定することは避けてください。
「本当は子どもは何を望んでいるのか?」「現実に対してどう思っているのか?」と内側から理解できるチャンスです。
私の息子は「高校の進路を決めるのが嫌」なのではないんですね。
ポイント
「できない自分に出会う」のが嫌なんだと思ったんです。
「逃げ癖がつくのでは?」「辛いことがあっても歯を食いしばって現実にむきあうのが大切」
このような言葉もあるかもしれません。
確かに一理あるのです。
でも、ここで子どもに無理をさせて嫌なことから逃げるなというのは違うと思うんです。
- 逃避している場所(例:ゲーム)で「何を得られているのか?」
- 現実では「何にむきあわなければならないのか?」
息子は「進路を決めるのがいや」なのではなく「できない自分に会いたくない」「できない恥ずかしい自分と向き合いたくない」のかもしれないのです。
息子の特定がされないので、名誉は守られると思うので言いますが、息子の偏差値は39です。
もし「できない自分はクズだ」と思っていることに向き合わなければならない(=現実)から逃げているとしたら。
「できない現実になぜむきあわないのか?」というのは酷なことです。
順番というものが、あるのです。
私がすることはただ1つ。
「できない自分」に出会っても仲良くなればいいのです。
自分で自分を励ましてあげる感じですね。
私がしようとしていることは、「どうして自分の進路に向き合わないの?」と言ったりゲームに逃げていることを叱ることではありません。
子供自身が「できない自分を仲良くしてあげれないならば」親が「できない子供を励ましたり仲良くしてあげる」ことを見せてあげたらいいと思うのです。
(=つまり偏差値39から一緒に偏差値をあげていくということです。)
今回は私の事例を紹介しました。
つまり、現実逃避をしている人に、頭ごなしにやるべきことの正論をぶつけるのは合理的ではないということをお伝えしています。
現実逃避していることで「得ているもの」「向き合わなければならないもの(現実)」が見えてくるチャンスだという持論です。
この息子の場合は、ゲームで得ているのは「認めてくれる場所」だと思います。
このへんは子どもの言動や行動を観察していれば、分析することができます。
現実逃避したいときのおすすめ対処法
さて、現実逃避したいというのは人間ですから誰しも持っているものと書きました。
つまり、日常的にうまく逃避していくことは心のリフレッシュにつながります。
現実の辛いことや大変な事を忘れられる瞬間というのは必要なのです。
旅行なども「非現実」を楽しめるということで積極的な現実逃避といえば逃避です。
しかし、視野が広がったり学ぶことができますから、リフレッシュとともに多文化に触れるということで、効率のいい現実逃避になります。
- リフレッシュできるコミュニティの確保
- 小さい成功体験を積む
- 自分へのご褒美を用意して達成感を味わう
- 自分が苦手なことを理解しておく
このような自己管理スキルを高めることで、現実から逃げたくなってもやる気や充実感を奮い立たせることができるでしょう。
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まとめ
まとめ
- 現実逃避したくなったときは「本当はどうなりたいのか」気付くチャンス
- 身近な人が現実逃避していても頭ごなしに正論で追いつめない
- リフレッシュや自己マネジメントスキルを磨く
以上になります。
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