貧乏くじを引いたという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
「そうじ当番に当たった」「PTAの役員に選ばれた」などなど。
主に、仕事だったら「やりたくないけど、誰かがやらなきゃいけないこと」など雑務っぽいものから。
人生だったら「ブラック企業に就職してしまう」ことや「障害を持つ子どもを生んだ」ことを貧乏くじと表現する人までいます。
でも、貧乏くじって果たして本当に「はずれ」なのでしょうか?
貧乏くじを引く人生ってどんな「人生?」
貧乏くじを引くと検索すると、「貧乏くじ 人生」などがヒットします。
このことから「貧乏くじの人生」だと思っている人が多いことがわかりますね。
主に、皆さんが「貧乏くじ」と思っていることをまとめてみます。
- 人よりも損な役・助けてばかりの人生なのに人よりも不幸な人生である
- 仕事で誰もやりたがらない面倒なものを引き受けてしまう
- 人間関係のトラブルになぜか巻き込まれる
- なんか自分の人生だけ「はずれ」のような気がする
- 付き合う人がダメンズ・ダメ女ばかり
ざっくりとまとめますと、「こんなに頑張っているのにどうして私ばっかりこんな目に遭うんだ?!」という声が聞こえてきます。
しかし、その一方で「サクサクといい人間関係を築いて信頼もされて周りから応援されて、引き上げられてしっかりちゃっかりと成功していく」人もいるのです。
世の中には「貧乏くじ」を引かない人もいるようなのですね。
なぜか貧乏くじを引きやすい人の特徴って?
私はこの現象をどう考えているかといいますと、結論、「自分で引き寄せてる」んだと思います。
引き寄せというと怪しいのですが、自分の心の内側にそった行動を無意識にとってしまっているんです。
「うまくいかない人生だ」と心の中で思っているから、その人の中では「貧乏くじだ」という真実を確信するような現実がつくられているのです。
そんなバカなと思うかもしれません。
しかし、人は同じものを食べても「美味しい」と思う人もいれば「まずい」と思う人もいますよね。
つまり、思い込みによって「(その対象は)貧乏くじだ」と思っているだけなのです。
貧乏くじかどうか?なんて本当のところは神様だってわからないのです。
「それがはずれだったか?」わかるとしたら、人生のかなり後だと思うんですね。
つまり、自分の人生って「はずれだな」って思っている人は「はずれの人生」になるんですね、今すぐ。
ポイント
貧乏くじを引くのは心の中が「貧乏マインド」だから。
あなたの心が豊かさで満ちてれば、たとえ貧乏くじを引いても、貧乏くじだとすら思わないのです。
【貧乏くじを引きやすい人】の特徴って?
では、具体的に貧乏くじばかり引いている人はどんな特徴があるのでしょうか。
- 「自分はうまくいかないと思い込んでる・自分の人生はアンラッキーだと思い込んでる」
- ものごとの表面しか見てない
- 人生は運がすべてだと思い込んでる
こんな感じです。
人生って運がすべてだと思っていると、自分の行動を変えることで結果が変わるということを信じていないです。
そのため、株式投資なども「運」だと思っているので負けます。
営業の飛び込みも運だと思っているのでとれません。
恋愛でも「自分なんか振り向いてもらえないだろうな」と思っているので、振られます。
心の内側の世界で「自分なんて貧乏で不幸なのが相応しい」と思っていると、それを証明するような行動を自分でとってしまうんです。
そして、「ほら、やっぱり自分の人生ってはずれ」とかいっているのです。
ポイント
貧乏くじの定義を変えてしまえば、それは「はずれ」にはならないということです。
貧乏くじを引かなくなるコツって?
貧乏くじの中に「あたり」はないのか
貧乏くじを引くというのは、外部から与えられたどうにもならないことのように思えます。
しかし、あなたの感じ方やとらえ方を変えることは許されたことです。
今は価値が低くても、いずれ長期的にみたら得になることは仕事などではとても多いようです。
例えば、下の条件をみてみてください。
- 美人で素材はいいけど美意識が低くて怠けている
- ふつうの見た目だけど美意識が高くて美を保つ努力をしている
2人とも同じ年齢だとしましょう。
見た目だけで見たら、美人のほうが圧倒的に「いま・美しい」ので価値は高くなります。(当たりとします)
ではふつうの見た目の人は「貧乏くじ(はずれ)」でしょうか?
しかし、20年後に価値が高くなるのは、見た目は普通だけれど美意識が高い人かもしれないのです。
これを当てはめると「いっけん貧乏くじ」に見えるような中に「あたり要素」を見つけることができるかもしれません。
私は、不安障害なのですが、たぶんその強い感情を補うために「思考力と分析力」が強くなってしまいました。
昔は鈍感がよかった、そうすればもっと気楽に生きれたのにと思っていました。
しかし、「貧乏くじ」だと思っている不安が強いという要素の中にも当たり要素はあるのですね。
これも捉え方次第だと思います。
ポイント
貧乏くじの中の当たりを探す。
まとめ
貧乏くじの中から「あたり要素」を見つけて、最終的には「あれは当たりだったな」に持っていける人がラッキーな人です。
持っていくのです。
転んでけがをしても、怪我の功名という言葉もあるくらいです。
良くないと思うことの中にも、メリットや意義やよいことというのは必ずあります。
どうせ変えられない現実があるのならば、捉え方を変えてよい結果を享受したほうが人生得だと思います。
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