さて、成功するマインドセットとしては「現状維持」はよくないと言われています、
なぜならば、現状維持を続けていても、快適な状態を続けているだけで成長しないからですね。
お金持ちになる人は「暮らしに困らないレベル」を目指さない!
ミリオネア・マインド大金持ちになる人の本にも「暮らしに困らないレベルを目指す人」「快適な生活を目指す人」はお金もちにはなれないと書かれています。
「困らないレベルでいいや」というのは、一見、贅沢ではなくてよさそうに思えますよね。
でも、成長の面からみたら、「最低レベルができていればいいや」ということを意味します。
困ることが起きなければ、そのまま「現状維持=ぬるま湯=自分ができる範囲のことだけやる」というマインドに知らず知らずに陥ってしまいます。
ポイント
いわゆるコンフォートゾーンといいます。
コンフォートゾーンから抜けて上を目指そう
そうです、その意気ですね。
しかし、ここで注意点があるのです。
上を目ざすマインドには2点あるんです。
- 上昇志向
- 向上心
この2点です。
成功するには向上心を持つ
成功するために必要なのは「向上心」です。
上昇志向を持つことと向上心を持つことは似てて非なるものです。
向上心とは、自分の持つ能力や技術、知識などをより良いもの、より優れたものへしていこうとする心のことをいう。上昇志向とは、企業内でいえば昇進を目指すように、より上の地位や生活を目指す考えが強い人のことを言う。
(引用元:スッキリ解決!2つの違いサイトより)
「成績で1番になりたい!ゲームで1番になりたい!客観的に評価されたい!!芸能界で偉くなりたい!!
いい生活がしたい!!」
対して、向上心が強い人は「自分がもっと学びたい、成長したい、スキルを身に着けたい、技術を高めたい」などの主観的な能力の向上を意味します。
「上昇志向と向上心」はどちらも上を目指して努力するのは同じなのですが、その動機付けが違います。
上昇志向だけでは失敗の連続である成功を掴むまでに挫けてしまう
お金持ちになったり成功するためには、「上昇志向は捨てる」といいのです。
ポイント
そうでないと、仕事などで失敗をしたときに、客観的な評価に振り回されてしまいます。
客観的にできていないことがあったとしても、自分が向上できると思っていればどんどん失敗することができるでしょう。
むしろ失敗することで学ぶという経験をしていれば、失敗はよりよい自分に生まれ変わるという前段階なのです。
プロセカ(リズムゲーム)をやったり、弾けない楽器を何度も弾いたり、空中逆上がりに何度もチャレンジした人ならばわかるはずです。
私は小学校に上がる前の幼稚園を卒園した春休み。
逆上がりがまだできてなかったので、公園でできるようになるまでひたすら練習をしました。
30回ではなかったはずです。
60回・・・100回かもしれません。
とにかくできるまで、その日は同じことを繰り返します。
その間は、「できない」の連続です。
でも、ふっとできるときがきます。
できた時と、できない時はひとつながりの連続なのです。
99回目の失敗があったから、100回目に逆上がりが成功したのです。
これが私のはじめての向上心なのです。
これだけでいいのですね。
できないことをずっと成功するまでやり抜くことです。
失敗が成功につながる感覚が向上心
ポイント
この感覚を持たないまま育ってしまうと、「自分が失敗することが怖くなる」のです。
失敗のあとに成功がつながっている感覚が途切れていて、その体感をしていないのでわからないのです。
注意ポイント
今まで失敗や思考錯誤をしないで「自分のできることを自分の範囲でやってきた人」「今までなんとなくうまくできてきた人」「自分のレベルより上に挑戦してこなかった人」にはこの感覚を学んでいません。
- 自分が上でいられるような大学に偏差値をわざと落とす
- 難しそうなことを見極めて最初からやらない
- 習い事などで繰り返しで熟練するような類のものを受けていない
このような人は、「失敗は失敗でしかない」という客観的評価しか知りません。
さらに上昇志向だけ持っている場合には(どちらも持っていれば挫折は乗り越えらます)失敗時にかなり「自分へのセルフイメージギャップ」が強くなります。
向上心は「自分軸」である
上昇志向だけの人はこの感覚が「成功と結びついているわけではない」のでくじけてしまうことがあります。
客観的な評価が追い付かない、周りから評価されない、仕事の芽が出ない、ブログで稼げない、ブランディングがうまくいかない・・・。
特に副業は歩合制で成果給のため、ほとんど無給で記事を書き続けなければなりません。
数百円しか稼げないので、「上昇志向」がある人には耐えられず、ブロガーはバカにされるためやめていきます。
このときに継続できるのは、「人の評価に振り回されない自分の評価軸」です。
「自分は自分がよりよい自分になるためにブログをやっているんだ」と思うことで対外は乗り切れます。
「できることをできる範囲でしかしてこなかった人」は自分が失敗するのが耐えられません。
そのことで「自分はできる」と思っていることがあるので、そこは注意です。
よくあるのですが、自分が慣れている仕事、自分がうまくできる仕事だけ(新しいチャレンジや技能を覚えていない)をしているから「上手くこなせているように見える」ので、自己評価は「自分は仕事ができる」になっています。
これは音楽でいうと、「すでに弾ける曲を弾いている」ので自分を上手く感じるということです。
私は音楽のプログレードの資格試験で落ちた人間なのでわかるのですが
最初から、ピアノ弾けるわけではありません。
何度も弾けない場所があります、間違える箇所があります、リズムがとれない箇所があります。
それを「失敗」とは呼ぶことはありません。
うまくなるために努力している姿は美しい。
自分が弾ける簡単な曲をうまく弾いてる人よりは下手に見えてもです。
反対にいうと、自分がうまくできる曲だけを弾いている人は、「自分がうまい」と錯覚しているのです。
向上心がある人は「自分をできる」とは思わないです。
できないと思った人が勝ちです。
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