お金に執着する人ってどんなイメージでしょうか?
少しお金がたまってきても、使って循環させるどころか「お金に執着」する人もいるようです。
ポイント
これは、自分の人生をお金に依存しているということです。
なぜ、お金に執着してしまうのか?守銭奴の人はどのような心理的問題(課題)を抱えているのか?がこの記事を読むとわかるようになります。
執着しているマインドでは、お金がたまってきても常にお金が無くなることへの不安感がつきまといます。
お金は使えば使うほど入ってきますから、そのようなマインドでは富裕層になることはできません。
今回の記事の最後でどうすれば執着を手放すことができるのか?書いているので、当てはまると感じる人は、ぜひ最後まで読んでお金持ちマインドに生まれ変わりましょう。
お金に執着する人の心理的特徴とは?
お金に執着する人は、執着と愛を間違えている可能性があります。
メモ
執着とは、「依存」のことです。
本来、お金が持っているエネルギーは「愛」なのです。
その愛を間違えてしまうと、対人関係でも「恋人に執着する」人がいるように、お金に執着してしまう人がいます。
お金に執着してしまう根底には「自分への自信のなさ」や「欠乏感」「無価値観」などがあります。
手に入らない恋人に執着してしまうことを「愛」と勘違いするように。
「もっと欲しい」という欠乏マインドが、依存の恋愛ごとくお金のエネルギーを縛り付けて、自分をお金の奴隷にしてしまうのです。
①苦労してきた過去がある
お金に過剰に執着する人は、過去に貧乏であったり、お金で苦労してきた過去があるかもしれません。
その場合は、お金がないことによって辛かった時代を知っているので「またお金のない時代に戻りたくない」という不安感が強くなります。
それによって、ちょっとお金がたまってくると「それを維持したい」という気持ちが強くなってしまうのです。
②損をしたくないプロスペクト理論が働いている?!
お金に執着してしまう人は、「損をしたくない人」であると言い換えることもできます。
プロスペクト理論というものがあります。
「人は損失を回避する傾向があり、状況によってその判断が変わる」という意思決定に関する理論です。
(引用元:sprocketより)
人は、得をするよりも損をすることに強い痛みを感じます。
そのため、お金に執着する人は、人の本能であるこの理論によって「判断」がなされていて、結果的に「守銭奴やケチ」に見えている可能性があります。
③生きる自信がなくお金に依存している(自己効力感が低い)
お金に執着する人は、「お金のパワー」を過信している可能性があります。
これは、言い換えると「自分では人生をどうにもできない」という自己効力感(自分でどうにかできる感)が低いといえます。
これは、小さい子供がお母さんと離れるとき「自分にはどうにもできない」と思っているので、依存している心理と似ています。
お金がなくなると、自分を「守ってくれている安心感の存在」を取られてしまうと思っているんです。
ですから、お金は自分の人生の「生きるための安心感」であるため、お金が減ることが「不安感」に直結するのです。
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お金の執着(依存)を手放す方法とは?
①お金を集める(貯める)ことがゴールではないと自覚する
お金に執着してしまう人は、「お金を貯めること」が目的になってしまっています。
- 憧れの会社に入社できたら満足してしまった
- 参考書を買ったら勉強する意欲がなくなった
- 東大に合格したらやる気なくなった
- 好きな人を手に入れたら興味がなくなった
上記も同じで、会社に入ることが目的(ゴール)になってしまっている人は、会社に入ってから「自分がどうしたいか?」ないのです。
根底にあったのは「入社できるか不安」だったということです。
参考書も「勉強できない不安」によって、参考書に依存しているんです。
だから、手に入れたらいつでも読めるので不安がなくなり勉強への意欲はなくなります。
しかし、いつでも「使えるように参考書があること」で、それに依存しているんです。
お金に執着する人も同じです。
不安を常に抱えているので、「いつでも使えるお金がない」と不安で人生を保てる気がしないのでしょう。
②お金ではなくて「自分を信じる」こと
お金に執着する人は、お金自体の力を過信しすぎています。
注意ポイント
お金自体にエネルギーがないと感じろというのではありません。
どちらかというと、お金の力があると感じているのが問題なのではなく「自分に人生をなんとかする自信」がないことが問題なのです。
執着すればするほど、「自分は足りない」というエネルギーを強く発していることになります。
だから、「お金の力」が相対的に高まってしまうのです。
お金に依存してしまっているんですね
そのお金を使うのは、あなた自身なのです。
あくまでも人生における主人公はあなたであり、お金は「目的を達成する」「自由を選ぶ」ための手段に過ぎないのです。
この感覚を忘れないようにしましょう。
まとめ
お金に執着していると、お金は入ってきません。
お金を人に見立てるとわかるように、「あなたがいないと生きていけない」という恋人と一緒にいるのは苦痛でしょう。
お金も同じです。
自分をうまく動かしてくれて、愛やプラスのエネルギーに変えてくれる人の元に集まりたいと思うのです。