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仕事辞めたいって甘えなの?【発達障害かも?】判断基準って?#転職#退職

仕事やめたい・・・

誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

 

Google検索で仕事やめたいと一緒にセットで出てくるのが「甘え」という言葉です。

 

「自分って甘えているだけなのかな・・・」

「仕事が辛いと思ってしまう自分がおかしいのかもしれない・・・」

「どうして自分は仕事がこんなに辛いんだろう・・・」

 

 

まず、仕事を辞めたいと思ってしまう気持ちは、あなたの正直な気持ちなので何も悪くありません。

 

それよりも大切なのは「なぜ仕事を辞めたいと思ってしまうほど辛いのか?」です。

仕事の辛さの理由というのは主に3つにわけられます。

 

  • 仕事の内容とのミスマッチ
    (能力が足りてない)
  • 人間関係のミスマッチ
    (人の相性が悪い)
  • 職場環境が劣悪

 

基本的に、周りの人からもある程度、あなたの仕事ぶりが認められていて、やりがいがあって、人間関係も良好であれば、仕事を辞めたいと思わないと思うからです。

 

まず、仕事をやめたいと思う人のほとんどは「仕事内容が嫌で辞めたい」のではなく「職場の人間関係」が原因とされているんですね。

 

悩む男性
「え?いや自分は仕事がうまくできなくて怒られてばかり・・

役に立たないし、迷惑で無能な存在だと自分でも思うからやめたいんだよね・・・」

 

そのように想ってしまっているかもしれませんが、それも突きつめれば人間関係です。

 

 

つまり「あなたの能力が低いこと」ではなく、そのように思ってしまうような「環境」「人」とあなたのミスマッチです。

まいぴ
最適化されていないともいえます。

 

そこをまずは自覚してください。

1人1人が自分が持ってるスキルを活かすような職場というのは世の中に必ずあります。

 

あなたの能力が低いからではないことを、まずはしっかりと認識しましょう。

 

なぜこのように考える必要があるか?というと、自分が持っているものと職種の最適化を計ったうえで職場を選ばないと、たとえ職場を変えたとしても、同じことが繰り返されるだけだからです。

 

 

仕事やめたいは甘え?【なぜ甘えだと思ってしまうのか?

この記事を読んでいるあなたは「仕事を辞めたいと思ってしまう自分は、甘えてるだけなのか・・・」不安になっているのではないでしょうか?

あるいは、仕事をやめたいと言っている同僚や部下がいて、「仕事をすぐに辞めたいなんて甘えだ!!」と考えてる肯定派の方の可能性もありますね。

 

まず、「仕事」というのは、社会的に価値を産みだし、その対価としてお給料をもらうことです。

 

つまり仕事をしている以上、あるていど「我慢や忍耐」が必要であると考えてもおかしくはありません。

まいぴ
その点については私も同じ考えです。

 

しかし、「ある程度我慢すべきだ」という精神論に偏ってしまうと、仕事をやめたいという言葉が「やりたくないからやらない」という無責任さと逃げの姿勢に見えてしまいます。

 

これが、甘えに見えてしまうのでしょう。

 

甘えとは「できるのにやらない」ことに近いものがあります。

本人の能力として、できるのにやりたくないという気持ちの面から、やろうとする姿勢を放棄している(=甘え)ととらえることができます。

 

  • 甘え=能力的にできるのにしようとしない
  • できない=能力的にムリなことをしようとする

 

ある社員が、能力的には無理なことをしようとして、どうしてもうまくいかない。

それで、仕事をやめたくなるのだけれど、それを周囲は「甘えだ」と誤認するというパターンが多いような気がします。

 

つまり、「できるはずなのに甘えている」「頑張ればできるようになるはずだ」と思ってる可能性が高いです。

まいぴ
これが誤認ということになります。

 

そして、本人も周りから色々言われて「自分は頑張ればできるのに、できないのは、甘えているだけなんだ」と思って、自分を責めてしまうこともあり得ますね。

つまり、「仕事やめたい・甘え」で検索してこの記事を読んでいる人は、心の奥にごくごくわずかだとしても、無意識に「仕事をやめるなんて甘えだ」と考えている可能性が高いのですね。

 

責めてる側か?責められている側か?の違いだけです。

 

しかし、仕事をやめたいという気持ちと「甘え」をセットで考えている限り、この問題は解決に向かいません。

 

仕事をやめたい=職場の人のミスマッチ、能力のミスマッチが起きている

 

甘えではなく、non-optimization(非最適化)と捉えるようにしてみてください。

 

甘えの判断基準って?

甘えているか?の判断というのは、人によって変わってきてしまうというのが実情です。

ですから、「甘え」の正解というのは無いに等しいでしょう。

 

甘えというのは、感情や気持ちなので、甘えている状況というのは判定不可だからです。

 

それでも仕事において、敢えていうならば「甘えにならない状況」は一般的にいうことが可能でしょう。

 

  • 上司がセクハラ・パワハラ・人格否定をする
  • 時間外労働が多すぎる
  • 時間外労働が支払われない
  • 給料が支払われない
  • ノルマをこなせないと怒られる
  • 職場でモラルハザードが起きてる
  • コンプライアンス意識が低い

 

上記にあてはまると思われる場合は「仕事やめたい・・・」と思うのは、甘えではないことは明白です。

自分と職種は「最適であるか」

今の時代は【誰でも価値を産みだせる】

仕事をやめたい気持ちを受け入れたうえで、今の仕事をやめたい。

なぜならば「仕事と自分(職場環境も含めて)は合ってないから」という思考にシフトしてください。

 

まいぴ
しましたか? それでは次にいきますね。

 

幸いなことに現代は「全員が武士か農民」にしかなれないという時代ではありません。

つまり職業は多様化して、色々な価値が日々生み出されているのです。

 

ですから、この職業を選ばなければいけないということではありません。

あなたが、どんな仕事をして、何を産みだすのか?はあなたの自由です。

 

「(株)にわとり。」という会社に就職したとします。

そして「卵を産む」というノルマが課せられたとしますね。

しかし、あなたが「うさぎ」だった場合は、どうしても卵を産みだすことができません。

あなたは「無能だ」「卵が産めないなんて甘えているだけだ」「みんなできてる」と怒られます。

 

しかし「(株)うさぎ。」の会社に就職したらどうなるのでしょうか。

この会社では「カメにどうやったら勝てたのか?」を分析する仕事をしています。

過去のデータから、今後繰り返さないようにするための方策を分析する機関です。

この場合、あなたはうさぎとして会社に貢献できることになります。

 

ですから、大事なのは「あなたは何者で、何を持っていて、何を提供できるのか?」なのです。

 

「何者か?」までは、いずれ仕事をしながら形成できるので、最初はなくてもいいです。

この思考プロセスは「婚活」でも同じです。

 

「自分を知ること」です。

 

>>【焦りはNG】婚活がうまくいかない時に今すぐできること4つのこと

>>【会社⇔家】社会人は出会いがない?出会える方法&コツは自分から動くこと。

 

自分を知らなければ、うさぎのように、あなたにあってない職種を選んで、自己肯定感が低くなってしまうということもあります。

最悪の場合、うつ病になってしまうこともありますね。

 

それを防ぐために、仕事をやめたいと感じたら、甘えなのか?ではなくて「自分にはどんな仕事ならあってるか?」という視点で考えるようにしましょう。

仕事でつまずいたら・・・?【大人の発達障害の可能性も?!】

自分は何者で、自分にはどんな仕事ができるのか?という視点にシフトする前段階では「自分ってなんでこんなに怒られてばかりなんだろう」と思ってしまうことがあります。

 

誰だって、最初から自分にぴったりの天職に就ける人はごくまれです。

なんとなく入社できた会社で、なんとなく折り合いをつけて仕事をしていくのが大多数でしょう。

 

しかし、あなたがすでに仕事が続かなくて、1社ではなく、2社、3社、4社と転職を繰り返してる場合は要注意です。

さらに、「数社に就職したが、ぜんぶの会社で上司が最悪だった!!」「どの職場もブラック企業だった!!」と思う場合も注意してください。

 

確率からみても、4~5社のすべてで「ブラック企業に当たる可能性」(会社側の落ち度100%)の場合は少ないからです。

 

これは彼氏・彼女と5人くらい付き合った人が「今までの付き合った人、全員、クズだったから、続かなかった!!」といっているようなものです。

 

これは、ただの「非最適化」で、会社とあなたのミスマッチなのです。

しかし、発達障害を持っていると仕事でうまくいかないとき、おおよそ2通りのパターンにわかれます。

 

  • 「今までの会社はすべて会社側がクズだったせい」(会社が悪い100%)
  • 「どんな会社でも続かないのはぜんぶ自分のせい」(自分悪い100%)

 

このように、社会人になって仕事がうまくいかない理由を「今までのすべての会社が悪い」か「ぜんぶ自分が無能だからだ」となってしまうことがあります。

 

離婚を5回してるのに「全部、相手が悪かったから離婚になった」といっている人がいたら、「ん?」と思いますよね。

「こんなにどんな会社にいっても怒られている自分は何かあるのだろうか?」と思う人は、うつ病などになって体調を崩して、精神科にいって発達検査をして発達障害が判明するという流れが多いです。

 

しかし、表の前者である「会社が悪い100%」の人は、自分で気づかないので、また転職した先で、能力あるいは対人トラブルになってやめてしまいがちです。

 

もし、ちょっとでも思い当たることがあれば医療機関にいってみましょう。

発達障害の人に向いている職業って?

さて、自分を知って「職場との最適化」をはかることは、仕事をするうえでとても大事だと述べてきました。

 

もし、発達障害だった場合に最適な仕事ってあるのでしょうか?

答えはもちろん、あります。

 

発達障害の人と一口にいっても、あっている職種というのは人によって違います。

定型発達(健常者)の人が、さまざまな職種に向いているように、発達障害だからこの仕事に向いているとは一概にいえません。

しかし、発達障害という大きな枠で見たとき、得意なことをカテゴライズすることで、適正が見えてきます。

 

ここでは、自閉症の人が得意とされることをまとめてみます。

自閉症の方も、まったく違う思考法をしていることはあると思うので、本来は、わけていかなければなりません。

 

 

  • 視覚優位か?言語優位か?
  • 事実か?創造か?パターンか?
  • 対人スキルはどの程度か?
  • 興味?(共通)
  • 細かさ耐性?(共通)

 

これの組み合わせで、向いている職種が決まってきます。

 

例えば

  • 「視覚(映像優位)」×「創造(思考法)」=デザイナー
  • 「視覚(映像優位)」×「事実(思考法)」=建築士、設計
  • 「視覚(映像優位)×「パターン(思考)」=画像解析、処理

 

 

 

こんな感じで、「視覚優位」だとしても、向いている職種が変わってきます。

あと使えそうなプラスの特徴としては「興味」と「細かさ耐性」があると思います。

 

細かさ耐性とは、普通の人が「めんどくさくてそんな細かいことやってられない」ということも、丁寧にこまk---くやる続ける耐性が高いということです。

私の記事も文章が長くどちらかというと、細かく深掘りして考えてしまうのですが、これが「レジ打ち」とかだと全く生かせないのです。

 

レジ打ちをしたときの、私の仕事の評価は悪いものでした。

 

基本的に、大きく物事を考えたり、作業をこなすことよりも、小さな部品を最小単位で組み合わせる作業などが好きな人もいるのですね。

そのような場合、あきらかに適正というのは必要になってきます。

 

それを、分析するのは結構、至難の業ですので、そのような適正の検査が公的にあればいいのですが・・・・

今のところ、エムグラムしか思いつきません。

(注意:エンタメ系の占い性格診断サイトです)

 

一般的に自閉症の人に向いている職種を書いておきます。

(参考:自閉症の脳を読みほどくより)

 

映像思考に向いてる職業

  • 写真家
  • デザイナー、WEBデザイナー
  • 自動車整備士、機械整備士
  • 設計士
  • 生物教師
  • 配管工
  • 空調技術者
  • 画像解析者
  • 溶接工
  • 放射線技師
  • 医療機器の修理技師
  • アニメ制作

 

言語思考に向いている職業

  • 証券アナリスト
  • 司書
  • 翻訳家
  • ジャーナリスト
  • ライター
  • 予算アナリスト
  • 会計士
  • 編集者
  • 簿記、管理者
  • 特別支援教育教師
  • 言語療法士
  • 法学者
  • 銀行の窓口係
  • 案内係

 

パターン思考に向いてる職業

  • エンジニア
  • 物理学者
  • 音楽家・作曲家
  • 統計学者
  • 化学者
  • 音楽教師
  • 科学研究者
  • データアナリスト
  • 投資アナリスト
  • 保険数理士
  • 電気技師

 

自分が「なんの思考を使っているのか?」わからない人は、ちょっと俗的になるかもしれませんが、誰でもできる&自分の傾向を把握という点で「医師のつくった頭のよさテスト」という本が役立つかもしれません。

 

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【参考】発達障害の人向けに開発された手帳が、実行機能が補助ツールとして役立つかもしれません。

詳しくは以下をごらんください。

 

まとめ

仕事をやめるのは勇気がいるかもしれません。

しかし、やめたい気持値を抱えながら、あなたに合ってない職場や職業についているのを我慢し続けることは、メンタル的にもよくありません。

 

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