「お金儲けってなんか悪い人のイメージがある・・・」
「楽してお金儲けている人は悪いことしているよね?」
このように考えたことはありませんか?
実は、これはお金持ちになれない人の特徴である「お金の設定」が間違ってしまっている例です。
お金の設定(マネースクリプト)についての詳しい記事はこちらをどうぞ。
今回は、あなたが持っているお金持ちのイメージについて解説します。
お金儲けって悪いことなの?
なぜ金持ちは悪いという風潮があるのか?
お金持ちに皆さんはどのようなイメージを持っていますか?
- お金=権力の象徴
このように捉えているということがあります。
「お主も悪よのぉ~」といっている悪代官や、札束を投げつけて「どうしたの?欲しくないの?」と笑うお嬢様。
かなりイメージがドラマみたいになってしいました。
でも、実際のお金持ちの知り合いを知っている人以外は、テレビやドラマや親からきかされた「作られたお金持ち」のイメージがほとんどなのです。
お金を持っている人は「権力がある」という無意識に思っていると私は考えます。
権力を持つことは本当の意味では空しく、人間としての最終ゴールではないわけです。
だから、お金が権力の象徴と結びついてしまっている人は「お金持ちを権力を振りかざす人」というように見なして、人間性までも貶めているように歪んだ解釈をしてしまっているのだと思います。
- お金で人の心が買える・つかめると思っている
お金を権力として使えると思い込んでしまっている人は、お金持ちになったら「お金で相手の心を支配」しようとしたり、お金さえ出せば女性の心はつかめると考えてしまいがちです。
結果的に、お金だけで「人の心」は掴むことができず、人が去っていくのです。
本来は、「お金=愛と感謝」のエネルギーです。
お金は権力のエネルギーではありません。
まずは、お金を持っていることが権力ではないということを知ってください。
日本人は「金儲け=悪」のイメージがある?
権力とお金が結びついているかもしれない可能性が、この世の中のおおよその「お金持ち=悪」という印象を作り出していると仮定しました。
お金儲けという言葉も、なぜか悪いイメージで語られることが多いようです。
結局のところ、お金という存在は使う人や儲けるときに「どんな気持ちでいるか?」によって変わってくるというのが本質です。
人の気持ちを支配するためにお金で言うことをきかせようとした場合、そこにあるのは「支配の感情」です。
お金儲けをしようとしたときに「人を騙す行為」で財を成せば、それは「他人を泣かせてきたお金」になります。
お金のイメージというのは「そのときの持ち主がどのような意味づけをするか?」で変わる性質のニュートラルなものなのです。
お金はどんな風にも変わる性質を持つ
汗水たらして働いたお金はキレイで「楽して稼ぐのは汚い?!」
日本人特有の美学として精神論というものがあります。
- 苦労して手に入れたものは価値が高い
- 汗水たらして稼ぐのが美しい
- 楽して稼ぐのはずるい
このような価値感をお金に抱いていますと、お金持ちになれません。
さらに、前述の「お金=悪」という公式が成り立っている人ですと、お金を手に入れるには「悪いことをして苦労しないとお金持ちにはなれない」と無意識に思い込んでしまっていることもあります。
すると
こんな感じになります。
まず、楽してお金儲けをしている人というのは「お金儲けの才能がある」ということで素晴らしいことなのですね。
お金持ちとは「社会に価値提供をしてきて、たくさんの人を喜ばせることができた」ということです。
もし、あなたがお金持ちになりたい場合、このお金に対するプラスのエネルギーを感じるようにしていかなければなりません。
お金への感情を変える
お金の話をするのはイヤらしいこと?
さらに、日本では昔から「年収の話をしたりすること」やお金の話をすることはみっともなくて恥ずかしいことのように教えられてくることが多いです。
この場合、「お金=人前では恥ずかしい」という公式が成り立っていますね。
そんなに隠すようなものなのでしょうか?
もし、恋人が付き合っているのを「みっともないから隠している」と知ったら、そんなパートナーから離れたいって思うかもしれません。
今は時代も変わって、教育として投資の授業が教育課程に盛り込まれるなど「お金への意識」は確実に変わってきているといえます。
ファイナンシャルプランナーに関しても、もっと気軽に家計の実態を相談できるような感覚が広まってほしいなと思います。
お金というのは、生きるために必要です。
それを真剣に考えたり、話すということは「生きることを真剣に考えている」ことに他なりません。
お金の話は生きるための知恵や人生に向き合っている証拠。
お金の話をするのは正しいマネーリテラシーのために必須
そうです。
ですから、お金の使い方についても「真剣にむきあっていく」という姿勢が人生を変えることにもつながっていきます。
お金は喜んで使うのが大事です
お金を使うときは喜んで使うことが大事です。
お金を使うことの設定を変えるには「ザ・HAVING]という本がおすすめですね。
お金は基本的に循環させることができれば、使えば使うほど豊かになっていきます。
こんな風に考えてはいけません。
これでは「出ていくお金」に意識がむいてしまっています。
お金によって「得られるもの」入ってくるもの・特に感情のエネルギーに意識を当てましょう。
- こんな体験ができて嬉しい~!楽しい!!
- 美味しいものが食べれて幸せ!!ありがとう~♡
- 子どもが喜んでくれて幸せ
- プレゼントした彼女が喜んでて嬉しい~!!&誇らしい
こんな感じで、お金によって手に入れた幸せを感じてください。
ポイントは、お金に対しての「いい感情」を感じられるか?ということです。
お金を人と仮定して、いい関係性・エネルギーの交流(感情のつながり)があると思ってください。
お金は相手を喜ばせるとたくさん入ってくる
お金がたくさん入ってくるということは、それだけ誰かを喜ばせているということです。
お金は究極的には「ただの紙切れ」です。
だから、それを扱うのは必ず人間になります。
扱う人間がいる以上、人の交流や人の動きによってお金の流れも動くといっても過言ではないでしょう。
- たくさんの人を動かせる(集めることができる)
- 価値提供ができる
この2点さえできれば、お金が発生するのです。
お金は勝手に動いてあなたのところに来るわけではありません。
人が持ってきます。
ですから、まず、人間性を高めてください。
より多くの人を集めて、より多くの人に「価値を提供」できればお金は入ってきます。
ここで大事なポイントは「お金を扱うのは人間だ」ということです。
ここでお金のために働こうとしたり、お金を得ることが目的になってしまうと人間が下に見てしまいます。
要するに、お金の下僕になるということです。
お金に使われているのではなく、人を喜ばせるために仕事をして、その対価としてお金が払われるのです。
この順番ならば、お金に意識がむいているのでなくて人間に意識がむいています。
お金の主人は人です。
人がお金に振り回されるのはあってはなりません。
人をお金(権力)で支配できるという考えの人は、お金に振り回される人ですから、ここを誤って解釈してしまってはならないのです。
お金の主人はあなた。
まとめ
どうしても資本主義社会では、お金持ち=権力も構図になってしまいます。
しかし、お金の本質は愛や感謝のエネルギーですので、権力としてしまうのはおかしな方向になってしまいます。
自分のお金への設定を丁寧に見直していくことが大切です。
お金は【愛・感謝のエネルギー】と同じ!!器を広げると入ってくるようになります