あなたは、存在給という言葉を知っていますか?
私は、このような概念があることを知りませんでした。
調べたところ、「心屋仁之助さん」が提唱した概念のようですね。
そして、「ん?この名前、聞き覚えがある」と思ったんです。
なんと!!すでに本を持ってました。
まだ未読だったのですが、著者の名前はしっかりと憶えていたようです。
ということで、今回は本の内容を要約しつつ、皆さんに「存在給」の紹介をしていきたいと思います。
【存在給】ってそもそもなに?
存在給というのは、心屋さんの定義でいうと以下のようです。
「稼がない自分」「稼げない自分」「寝たきりの自分」は、月にいくらもらえますか、というものです。
それが「存在しているだけで自分は価値があるか」というバロメーター
(引用元:心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」より)
ざっくりいうと、いるだけでお金をいくらもらえるか?ということですね。
存在給なので、「見えないもの」の領域になってきますね。
心屋さんによると、「お金持ちになるやり方」よりも、「あり方(Being)」を学ばなければ、稼げないそうです。
お金持ちは、マインドセットが違うのですね。
本を読みつつ詳しく解説していきます。
①何もない自分がもらってもいいお金が「存在給」
(画像は一生お金に困らない生き方イラスト版より)
本によると、お金持ちほど存在給が高い。
そして収入は、自分が認める自分の価値に比例しますということだそうです。
なるほど。
ということは「自分は労働をして役に立たなければお金は貰えない」と思っている人は、存在給は限りなくゼロになってしまうということでしょう。
働いて価値を生み出しているから、これだけもらって自身がついているとしても、働けなくなって役に立たずに、病気になって、迷惑すらかける存在になった。
それでも「お金を喜んで受け取れる心の在り方ですか?」ということでしょうか。
私の姉は今年、うつ病になりました。
仕事ができなくなって、今も言っているのは「働かざるもの食うべからず」「私は仕事もしてなんの価値もない人間だ」ということです。
お金を稼げない自分は「価値がない」ので、食べたいものを食べる権利もないそう。
一気に体重は10キロもやせてしまって、何もできなくなって「価値のない人間だ」と繰り返して悲観的になって動けなくなってしまったのです。
実際に自分の存在給を考えてみた
うつ病の人の存在給は低そうなので、存在給をあげれば治るのでは・・・?とすら思ってしまいました。
ちなみに、私が病気で何もできなくなっても、貰えると自分で思う金額は月70万でした。
ちょっと本を読みながら、この記事を書いているので「存在給」の概念をしっかりと理解しているか?怪しいですが、現時点の解釈ではそうなりますね。
本当は、年収でいうと3000万円よりももっともっと価値があると思うのです。
だって、存在ですよ?
私がこの世から消えたら、億を払ってもいてほしいって思う人がいるはずです。
というか、皆さんもそうですよね。
あなたには、お金で表せないほどの価値があるんです。
お子さんへの愛とか、大切な人が存在しているなら、そこにすごい価値が生まれます。
でも、存在って「頭の中にある存在・認識論の領域」の話なんですね。
ですから、わたしを知らない人は「私への存在」を知らないので、お金の払いようがありませんけどね。(笑)
専業主婦をずっとやっているので、それもあるかもしれません。
「専業主婦で何もしていないのにこんなにお金を受け取って申し訳ない」って思ってしまう人は、旦那さんの月給よりも、存在給が低い可能性ありますよね。
ポイント
あなたも、一緒にやってみましょう。
何もできなくなったときに、あなたは「月にいくらもらえますか?」
②がんばれば頑張るほど貧乏ループにおちいる。
さて、あなたが思っている「存在給」はいくらでしたか?
それがあなたの思う基本給だそう。
ポイント
存在給が低い人👉がんばって自分の価値を上げようとする(歩合給)
存在給が低いと、自分に自信がないので「人に好かれよう」としたり、もっと頑張って自分の(他人への)価値を高めようとしてしまうそう。
つまり、「頑張らなければお金はもらえない私」というマインドブロックになってしまっているということでしょうか。
もし、先にお金を貰ってしまった場合、価値が低いと思っている人は「必死でそのお金に見合うように頑張らないと」お金を貰うのはなんだか悪い気がするようです。
そして、がんばるループに入って、貧乏なまま・・・・ってなると、心屋さんは言います。
(上のほうのループ画像をみてくださいね👆)
③がんばって稼ぐには「歩合給」
本によりますと「がんばってもらえるお金は歩合給」だそうです。
頑張ったら認めてもらえるという世界で、お金を稼ごうとなると、とても辛いですよね。
逆に言うと「がんばらなければお金はもらえない」ということ。
完全歩合制(フルコミッション)で、生きていくお金を賄おうとすると、とてもじゃないけれど、死ぬほど働かなければならなくなると本には書いてあります。
お金が入ってくるようになるには「自分が働かなくても、価値を提供しなくても、何もしない自分でも、自分はいっぱいもらっていいんだ」という考えに変えてほしいんです。
(引用元:一生お金に困らない生き方イラスト版、心屋仁之助)
私は読みながら、いま、記事をまとめているのですが
衝撃です。
こう書いてあるんです。
「寝ているだけでも50万もらっていい。100万もらっていい」と許可すると。
許可できるとがらっとお金の流れが変わってくるそう!!
ちょっとワクワクしてきました。
ポイント
頑張って歩合給を上げるのではなく、がんばらずに「存在給」をあげるのがいいのだそう。
④がんばらないと逆に「存在給」が上がる!!
がんばって、がんばって、貧乏ループに入ってしまう・・・・。
こんなに頑張っているのどうしていつも貧乏なんだろう・・。
それは頑張りすぎているからだそうです。
「なろう」ではなく「もうなっている」と気づくこと。
((引用元:一生お金に困らない生き方イラスト版、心屋仁之助)
「すでに、豊かである」と当ブログで繰り返し、お伝えしていることと共通していますね。
潜在意識では「なろうとしている」ということは、「なってない状態」を意味します。
実は、安心ですでに恵まれているし、愛されてて、豊かであるし、認められていると自分を信じることだそうです。
というか、あなたは実は、昔からずっとそうだったよね?
それに気づくことが大事だと著者はいいます。
ポイント
今ある豊かさに気づこう。
存在給の高め方は?
ちょっと新しく知った概念なので、もう少し学ぶ時間が必要です。
存在給の高め方がわかりしだい、リンクしますので、しばらくお待ちください。
まとめ
存在給って考え方は、とてもわかりやすくて素敵ですね。
起業してよく言われるのが、「自分が今持っているリソース」を売ろうとするということ。
いますでに「持っている・できること」に視点をむけることがとても大事なのですね。
それがなければ「こんな自分の提供するサービスはレベルが低いのでお金をもらうのはなんだか申し訳ないし、怖い」ってなってしまうのです。
起業をしたい人にも「存在給」の概念はとても役に立ってくると思いました。