知恵袋でも多い質問が「人生やり直したい」という質問です。
何を隠そう私まいぴも、思ったことがあります。
20代でも人生をあきらめている人も見受けられます。
ちょっと男性のほうが多いような印象です。
「年収300万円、彼女なし、人生詰んでますよね。」
こんな感じの質問が多いです。
結論からいうと20代や30代は、全然間に合います!!
40代や50代から、起業をして成功した人だっています。
今回の記事を読めば、なぜこのような心理になってしまうのか?がわかって、人生を具体的にやり直すために必要な考え方がわかるようになります!!
それではいってみましょう。
人生やり直したい!!20代・30代・40代の【共通心理とは】】
人生をやり直したいと思っている人は「なぜそう思うのか?」といいますと自分軸で生きれていないということがあります。
自分から主体的にコミットメントしていないと「人生がやり直したい」と思う確率が高まります。
- 人から決定されて生きてきた人
- 自分のしたいことを我慢してきた人
- 自分の理想が明確な人
- 人生の主役は自分であると思えてない
- 完ぺき主義な人
このような人が「人生をやり直したい」と思う人たちです。
奴隷人生なんて嫌だ!!の裏には「自分は我慢している」という意識
奴隷のような人生なんて嫌だ!!と思って、いきなり会社を辞めて、心機一転人生をやり直したくなることがあります。
しかし、奴隷人生をやり直そうと思っての転職は待ってください。
注意ポイント
勤続年数を積み上げている人ほど、せっかく積み上げた年功がリセットされてしまうので危険です。
リセットしてやり直そうと思って転職したら、実績(年功)もリセットされるという悲しいことになりかねません。
奴隷人生と思っているのは、幻想なのです。
転職したところで、労働者として働いているという点で同じならば、ずっと奴隷人生です。
でも、会社に雇われている人でも「奴隷人生」と思わないでキラキラしている人もいますよね。
ポイント
この違いは「自分の人生を主役で生きている」という感覚があるか?ないか?の違いだけなのです。
とりあえず、疲れているときは趣味や好きなことをしてエネルギーをチャージして自分を取り戻すということをしてみてください。
あるいは、自分が本当は「どんな価値観を大事にしていてどんな人生を送りたいのか?(送りたかったのか?)」と明確にしてみてください。
ポイント
人生の価値観を明確化するためのツールはフランクリンプランナーをおすすめします。
これだけでも、自分軸が戻る場合もあります。
人生やりなおし器を押したくなるのは「完璧主義」の心理があるから
人生やり直し機を欲しいという人も同じ心理です。
つまり、強くてニューゲームがしたい!!と思っているわけです。
わかります、本当にわかりみが深いです。
今のままの能力のままで過去にもどったらもっと「うまくやりたい」んですね。
このように考えてしまうあなたに欠けているのは「今と未来に視点をむけること」です。
人生やり直し機が欲しいという心理は、「現実=理想の現実」と違っているということから生まれている心理です。
その理想の現実を持つことは素晴らしいのですが、ちょっと惜しいんです。
何が惜しいかというと、その理想は「現在」ではなく、「あなたの未来」にイメージすることだからです。
20代30代40代で人生をやり直したい人必読!【やり直し方法10ステップ】
20代から30代40代まで、人生をやり直したい人がするべきステップは基本的に同じになります。
ただし、ステップは変わらないのですが「時間的な制限」がある40代と時間的な制限が少ない20代では、戦術として「20代のほうがより大胆に行える」という違いが出たりするという差にすぎません。
ポイント
- 自分の人生は自分が主人公である感覚を取り戻す
- 自分が何が好きで何が嫌いか明確にする
- どんな人生を送りたいのか?明確化する
- 強みと弱みを把握する
- 時間の使い方を変える
- 付き合う人を変える
- 環境を変える
- 世界の評価に振り回されるのをやめる
- お金の使い方を変える(自己投資)
- 働き方を変える
戦略はおおまかに同じでも、戦術が違うと結果も変わります。
それはあなたが何歳であるか?実現したい人生プランによっても変わってきます。
ポイント
ですので、現場(実践)であなたが自分で試行錯誤して変える必要性があります。
この記事では「戦略として人生をやり直すステップ」を解説します。
①自分の人生は【自分が主人公】という感覚を取り戻す
人生をやり直したい人は、「自分が主役である」という感覚を忘れています。
目の前の現実という人生を、ドラマだと思ってみてください。
すべての人はあなたの人生において、わき役です。
脇役ということは、誰もあなたの人生の代わりになってくれないということでもあるのです。
人生をやり直したいと感じた時点で、「自分の人生を生きれていない」という感覚があることが多いです。
- 親が決めた人生を歩まされてきた
- 世間がいいといっている人生を歩んできた
- 褒められる選択をしてきたので、自分が本当に進みたい道を進んでいない
- 機能不全家族で、自分を押し殺してきて精神的に病んだ
このようなことが思い当たりませんか?
もし、そうであれば「自分軸を取りもどす」ことが回復の近道です。
②自分が何が好きで何が嫌いか明確にする
人生をやり直したいと思ったあなたはまずはじめに「自分の人生を自分で決めていい」と許可を出しました。
その次にすることは、「自分の好き嫌い」を把握することです。
実は、人生やり直したいと思う人は「自分の好き嫌い」がわかっていなかったために起きることがあるんですね。
「好きでもないことを我慢していた」ことに気づいたり「これは自分はほんとうにキライだ」ということを知ったタイミングであることも多いのです。
これはチャンスでもありますね。
本当に好きなことをしていなければ、あなたが輝くことはないんです。
人は幸せになるために生まれてきています。
心の底から楽しくて、毎日がワクワクするようなことをしていれば、幸せなのです。
- 何をしているときに喜びを感じますか?
- 何をしているときが辛いですか?
この質問を紙にかいてください。
そして、好きなことを思いつくまま書き出してみましょう。
ポイント
自分が何をしていると嬉しいのか?忘れてしまって思い出せない人は、あなたが小さい頃のことを思い出してみましょう。
小さいときというのは、社会の常識がありませんから、小さい頃にしていた遊びがあなたにとって「本当に好きなこと」である可能性は高いです。
紙に苦手なことも書き出してみましょう。
そして、1番好きなことと、2番目、3番目くらいをサインペンや蛍光ペンで丸でぐるっと囲っておきましょう。
あなたが給食のおばさんになったときに、「今日は生徒の好きな給食を作ってください」と栄養士さんに言われても、わかっていないと何を作ればいいのかわかりませんよね?
給食のランキングがあったら、「好きなもの」が作りやすくなるのです。
あなたの好き嫌いをあなた自身がわかってあげることは、理想の人生の実現のために必須なのです。
③自分がどんな人生を送りたいのか?明確にする
自分の「好き嫌い」がわかったら、次にするのはいよいよ「自分がどんな人生を送りたいのか?」を明確にすることです。
これは、好き嫌いを先にしておいてくださいね。
なぜならば、人生のプランニングは「献立表のようなもの」です。
どうしても「人参が嫌い」な人は、人参を除いてプランニングをしなければなりません。
そこで、好き嫌いを自分でよくわかっていない人は「人参を我慢して食べる」という人生を選んでいたりするのです。
例えば、それは「満員電車で2時間かかる出勤はいやだ」とか「人に営業をするのは好きではない」とかです。
ここではじめて「自分は満員電車が嫌い」だから、それをしないで済むような人生(職種)は何があるか?
働き方はどうしたらいいのか?
となってくるのです。
④自分の強みと弱みを把握する
自分の好き嫌いと理想の人生をイメージしたら、次に自分の強味と弱みを把握していきましょう。
長所と短所です。
ポイント
私は「おかれた場所で咲きなさい」という言葉は否定派です。
全員が置かれた場所で咲けるような性質ではないかもしれないからですね。
やはり金魚は水の中で、高山植物は高山に生えています。
自分が生きれる場所で生きていくのが基本です。
わざわざ自分の性質(得意・不得意)にマッチしていない環境や働き方・コミュニティを選ぶ必要がありません。
ポイント
自分が活躍できる場所を作るか、自分で移動してそこで輝けばOkです。
学校や大学、会社でポジションが築けなかったからといって落ち込む必要はありません。
たまたまあなたが輝ける(=長所が発揮されない)環境なだけです。
あなたの強みや弱みが生かせるのはどんな環境か?書き出してみましょうね。
⑤時間の使い方を変える
人生をやり直したいときには、いちど自分の時間の使い方を見直してみましょう。
これまでのステップをしっかりやってきた人は、自分の好き嫌いや理想の価値観・人生が明確になっているはずです。
だからこそ、「何に時間をかけるべきか?」優先度をつけることができます。
時間術の本はたくさんあるのですが、いきなりこのステップから入っても、「あれもしたい・これもしたい」となってしまいます。
結局のところ、価値観がわかっていなければ「時間をどのように使うのか?何に変えるのか?」をしっかり自分でもわかることができないのですね。
時間術のおすすめの本はリンク貼っておきます。
⑥付き合う人を変える
付き合う人を変えるというは、とても効率的に人生を変える方法の1つです。
実は、人は類似性の法則によって「だいたい同じ価値観や年収の人」と付き合うようにできています。
スピリチュアル的にいうと「波長がある」「類友の法則」などとも言います。
しかし、それだと「現状維持」になってしまうので、今までと違う人生にしたいなら「今までと違う人を話す必要」があるんです。
ポイント
人生を変えたいのであれば、今までの慣れ親しんだ選択を変えなければなりません。
恒常性(ホメオスタシス)によって、今までの慣れ親しんだ選択をすることは脳にとって安心なことです。
しかし、今に不満があっても「同じ人生を選択し続けてしまう」ということにもなります。
意識しないといつもを同じ行動を自動的にとるように脳はできています。
ですから、意識して新しい人と付き合ってみると、今までのあなたが持ちえなかった「視点や視野・価値観」などを知ることができます。
さらには「新しい人を付き合う」ことによって「こんな世界があるんだ」ということも知ることもできるのです。
あなたが目指している世界にすでに所属している人を友人にするといいでしょう。
⑦所属する環境を変える・引っ越しをする
人生を変えたい場合、いちばん効果的なのが「環境を変える」ということです。
これは、自分が未来において理想とする環境に、行くというのが大事です。
脳は、現在も過去も未来もあまり区別していません。
脳は未来のイメージを何度も味わっていると「それが普通」というように刷り込まれていきます。
というか、「見本」として目指すようになっているんです。
あなたが将来、なりたいと思っていることが実現しそうな環境にとびこみましょう。
お金持ちになりたければ、港区などや田園調布に引っ越してみましょう。
もし、ムリならばその街に出かけてみるといいでしょう。
⑧世間の評価に振り回されない自分を確立する
人生をやり直すためには、世間や社会の評価ではなく「自分の基準」で生きることが必要になってきます。
なぜならば、①で述べたように「自分の人生なのに主人公でいない」ことが人生をやり直したいという気持ちにつながっているからです。
お金持ちの習慣にもあるように、「成功している人」は自分の軸や基準を必ず持っています。
⑨お金の使い方と価値観を変える
人生をやり直したい人は、お金の使い方も見直してみましょう。
お金の使い方には「マインド」と「使い方」の2種類あります。
お金へのマインドブロックがある人は、お金への設定を修正する必要があります。
- お金=汚い・悪いもの
- お金持ちは悪いことをして稼いでいる
このようなお金への価値観が典型です。
他には、お金の使い方によって「あなたが大事にしたいもの」が明確化されるからです。
本当にお金をかけるべきことにお金をケチってしまうとしたら、あなたは人生で自分への喜びを自分に与えられていないとうことになります。
⑩働き方を変える
人生をやり直す場合、働き方を変えるという手段もあります。
令和の働き方は、同じ企業に入ってずっと定年まで勤めあげるのが正解というわけでもないです。
- 会社に数年勤める→独立・フリーランス
- 定年のあとに好きなビジネスをする
- 40代から自分のやりたいことをする
- 大学時代に企業する
- ボランティアをしながらバイトして夢を叶えたい
このように働きかたやキャリアの積み上げ方は、人によってさまざまです。
1つの働き方だけではなく、自分の人生の価値観にそった働き方を考えてみましょう。
わからない場合はキャリアコンサルタントの無料相談サイトなどを使用するのも手です。
女性が人生をやり直したい場合はどうするの?
女性が人生をやり直したい場合は、結婚・子どもが絡んできます。
ですから、独身の人と同じようにするわけにはいきません。
さらには、子どもの人生の責任を負っているので、なかなか自分の人生の両立は難しいかもしれませんね。
とはいってもあなたの人生あることには変わりないです。
- 自分が実現したいことと「役割・義務」を区別する
自分の人生をやり直したいからといって、急に夫や子どもを捨てて自由にしていいわけではありません。
なので、「自分が果たさなければならない役割」と「自分がしたいこと」のバランスをうまくとっていくことが必要となってきます。
だからといって「子育てと主婦」に全振りして、自分のしたいことを我慢してしまうと「夫や子どものために自分の人生は犠牲になった」というような心理になってしまうこともあります。
子育てに時間がとられる期間を、大まかでいいので、プランニングしてみましょう。
急に全力で動きたくなるかもしれませんが、今のうちにコツコツを準備をするようなイメージで人生のプランニングをしてください。
まとめ
人生を変えるには、一気に変えたほうがいいと思います。
ちょっとずつ準備する場合もありますが、行動力で一気に変えなければ、人というのは習慣化された毎日を送ってしまうからです。
そのためには、人生をやり直せる・やり直すぞという強い覚悟と決意が要ると思います。
まずは自分を信じることからはじめてみましょう。