「お金を貸してといわれる人っていますよね。
令和の現代では小学校においても、お金の貸し借りはもちろん「学校の消しゴムや鉛筆」もお友達から借りることを禁止されてる学校もあります。
息子の小学校がそうでした。
忘れ物は学校の備品を貸してもらうように子供に指導していました。
理由は簡単です。
貸し借りというのは対人トラブルになるからです。
今回は、対人トラブルにならないために「お金を借してと言われる人」の心理や特徴を解説します。
お金の切れ目は縁の切れ目っていいます。
お金を貸してと言われやすい人の特徴にあなたが当てはまっていないか参考にしながら読んでください。
お金を貸してと言われる人の特徴
お金を貸してと言われる人の特徴は大きくわけて3つあります。
お金を貸してと言われやすい人
- 怒らない・優しい人
- 断るのが苦手
- 他人を信じやすい(利用されやすい)
詳しく解説していきます。
怒らない人(優しい)
お金を貸してと言われる人の特徴は、まず「怒らない」(優しい)ということが挙げられます。
お金を借りる人側からしても「この人には頼みにくいな・・・」というのが必ずあります。
自分よりも「弱い立場の人」なら断れないだろうと思って借用書を書かされてしまうこともあるのです。
つまり、普段から「優しくてニコニコしていて大人しそう」だったり怒りにくい人というのは、「この人だったらいけそう」と思われてしまいやすいのです。
断るのが苦手
お金を貸してと言われる人の特徴2番目は「断るのが苦手」ということです。
愛想笑いをして、ついつい話を聞いてしまってあげたり、人から説得されたりする人は注意してください。
このような自覚がある人は、自分は「断るのが苦手」ということをしっかりと自覚しましょう。
利用されやすい人
利用されやすい人も「お金を貸して」とよく言われます。
利用しやすいというのは、お金を借りる側にとって「都合のいい存在」ということになります。
そのような特徴は以下になります。
- すぐに素直に人のいうことに従う
- 人を信じすぎてしまう人
- 自分の意志が弱い人
- 対人面で不安がある人
- 自分の頭で考えない人
人を信じてすぐに影響を受けたり、言われるがままに言いくるめられることを信じてしまいやすい人になりますね。
つまり「人に流されやすい」ということになります。
お金を貸してと言われる人の心理的な特徴とは?
嫌われるのが怖い
お金を貸してと言われる人の心理的な特徴に「人に嫌われたくない」という想いがあることがあります。
これは、対人面での怖れが原因です。
お金を貸してと言ってきた人は、あなたを都合のいいように扱っています。
そんな人から嫌われようがどうでもいいことですよね。
優しい人は、「相手の期待に応えて好かれよう」としてしまいがちなのです。
しかし、繰り返しますが「お金を貸してほしい」と言ってくるような相手はあなたのことを大事に思っていません。
分別のついている大人であれば、他人に自分の責務を負わせるようなことをしたくないはずです。
どうでもいいと思われているから、「お金貸して」と気軽にいうのです。
そんな人から嫌われることを恐れてしまうという心理は、どういことかといいますと。
ポイント
「自分にとってどんな対人関係ならば大事なのか?」の優先や区別がついていないということです。
対策になってくるのですが、「もっとも大事なのは家族や身内」です。
(ストレスフリー超大全、ダイヤモンド社、樺沢紫苑著、より引用)
上の図をみてください。
お金を貸してほしいというのが身内であれば検討する必要があります。
しかし、この円をみて「お金を貸してほしい」と言ってくる人がどの円にあてはまるのか?しっかりと区別してください。
ポイント
お金を貸してしまう人というのは「どんな人にも身内レベルで助けなければならない」みたいな距離感でいることが多いんです。
どんな人間関係のつながりを重要視するのか?しっかりと自分に問いかけてみましょう。
力になりたい・助けたいという自己犠牲精神が強い
お金を貸してと言われる人は、「力になりたい」という自己犠牲の精神が強い人が多いです。
これは、普段から「頼まれたことを決して断らない」ことや「自分の予定があっても相手優先にする」などの行動から、自然と周りに伝わる印象として形成されます。
自分の都合を優先して「いやなことはいやだ」という練習をするといいかもしれません。
ちなみに「自己犠牲」というのは、人生でまったく必要ないものです。
ムリして相手を助けるのも一見カッコよく見えますが、幻想です。
「自分に助ける余裕がないのに自分をないがしろにする人」は、自分をもっと大切にすべきでしょう。
自己犠牲をすることが人の役にたっていいことをしている(自己重要感が満たされる)という心理があるかもしれません。
しかしそれは相手のためにならないということを覚えておくといいでしょう。
人を信じやすい
お金を貸してと言われる人の心理には「人を信じやすい」という心理があります。
心理的に「すぐに人を信じてしまいやすい人」と「疑い深い人」の2種類にわけられます。
信じやすい状態というのは、お金を貸してと言われたときに「こんなことで困っていて・・・」と泣きつかれたり、嘘をつかれても、「本当だろうか?」と相手の状況を信じてしまいやすいということです。
セールスマンもそうですが、自分の願いを聞き入れてほしいというとき。
それを毎回信じていたら、とても大変になってしまいます。
お金を貸してと言われるときのスピリチュアルな意味って?
お金を貸してと言われるときのスピリチュアルな解釈はどうすればいいのでしょうか。
結論としては、スピリチュアル的にはお金は「返してもらう前提ではなくあげてしまう」ほうがいいのです。
それができないのであれば、貸さないほうがマシです。
返してもらう前提でお金を貸すのは、貸した人の運気や波動が下がります。
詳しく知りたい人はお金を貸してと言われる?!【スピリチュアル的にはどうなの】をごらんください
お金を貸してと言われる人の対処法
①お金の貸し借りで信頼は作れないと知る
人の信頼関係は、お金を貸してもらったということで作られるわけではありません。
むしろ、お金を貸してと言われて断ったときに、相手が怒ってあなたとのお付き合いをやめたとしたら相手はそこまでの人間なのです。
自分の思い通りや都合のいいように相手が動いてくれることは信頼感ではありません。
②断るのは相手のためにならないと知る
お金を貸してと言ってすぐに貸してしまうと相手のためにならないことを知りましょう。
ポイント
状況にもよりますが、お金が足りなくなってしまうのは「人生設計や計画が甘い」相手の責任です。
この責任を学べずに「借りればいいや」という負のループから抜け出せないのは、「お金を貸してくれる人がいる」というのもあり得ます。
断ることで相手の自己責任に気づいてもらうきっかけになるということもあるのです。
③断る練習をしてみる
お金貸してと言われている場合、実際に「断る練習」をするというのもいい方法です。
この場合は、「お金を人には貸さない主義なんです」としっかりと明確に断るべきでしょう。
ダメな断り方
- 今ちょっとお金がなくてと濁す
- 相手の要求を呑もうとするそぶりをみせる
(例)10万円は無理だけど2万だったら・・・ - 逃げまくる
相手に「しっかりとダメである」「お金を貸してと言ってこないでほしい」と言えればベストです。
もし、断ってもしつこく「お金貸して」といってくるようであれば、はっきりと怒るか無視してください。
家族であれば、扶養義務などがあるのですが、基本的に友人だったり職場の人間関係などの場合。
あなたはお金を貸す義務がないのですから、上司であってもしっかりと断っていきましょう。
まとめ
お金を貸してと言われる人は、人当たりがよくていい人に見えます。
しかし、いい人に見えるだけだと相手の都合のいい存在になってしまうので、自分の軸をしっかりと持って「断るところは断る」ということを徹底していきましょう。
断れないのが苦手な人は、人から嫌われる恐れなどが強い場合があります。
自己肯定感が低いと自分の意志をはっきりと示せないこともありますので、自己肯定感を上げるのも一つの手です。
自己肯定感のあげ方についてはまた別記事で追加したらリンクを貼ります。
お楽しみに。