お金の使い方が下手と悩んでいませんか?
お金というのは、生きていくために欠かせないものですね。
しかし、世の中には生きていくために必要のないような出費や、不効率なお金の使い方をしてしまう人がいます。
それも知らず知らずのうちに。
この記事では、お金の使い方が下手な人の特徴を解説していきます。
お金の使い方は習慣ですから、あなたも気づかずに当てはまっているかもしれません。
チェックしながら貯活の参考にしてみてくださいね。
お金の使い方が下手な人の特徴10個
お金の使い方が下手な人に共通するのは以下です。
お金の流れが「見えてない」ということです。
逆にお金が貯まる人というのは、お金を何にどれだけ使っているのか?流れを把握できています。
お金をうまく使うためには、何に使っているのか?自分自身でわかっているというのは大前提となります。
「何に使っているのか?」わかってないまま、上手なお金の使い方なんてできないのは自明の理ですからね。
それでは、お金の使い方が下手な人の特徴を解説していきます。
①ラテ出費が多い
ラテ出費(マネー)とは、「知らず知らずに使ってしまう出費」のことです。
ラテマネーとは、アメリカで人気の資産アドバイザーであるデヴィッド・バック氏が考案した言葉です。ラテとはコーヒーのことで、ラテマネーは、「普段から利用しているコーヒーショップに支払うお金」をあらわします。
(引用:マネーの達人)
ちょこちょこ、知らない間に買っている「スイーツ・お菓子」などもラテマネーに入るようです。
このような小さい金額も、積み重ねるととても大きい金額になります。
この数値を把握して使っているのと、知らない間に使って消えてしまっているのでは貯金額にはうんでいの差がありますね。
ポイント
ラテマネーのすべてが「お金の使い方が下手」というわけではありません。
知らないうちに使ってしまっているというのが問題なのです。
一度毎日の習慣にしているコーヒーやお菓子の金額を計算してみましょう。
それによって、必要な予算を決めるための手助けとなります。
②コンビニや自販機を多用する
お金の使い方が下手な人は、コンビニや自販機を多用します。
節約への意識の問題でもありますが、そもそも「コンビニや自販機」は貯金の敵です。
- ペットボトルは買わないと決める
- コンビニは寄らない
まずは、このように決めることで大きく出費を減らすことができます。
根底には「コンビニや自販機への依存」があると思います。
「飲みたくなったらお金でそのへんで買えばいいや」と思っているというのは、依存です。
自分ではじめから「どうにかしよう」という気持ちが薄いのです。
コンビニがない時代や、自販機がない場所だったら?
自分でどうにかしておこうと準備できるはずです。
その意識が足りないので、「なんとかなる」と思ってしまうのです。
お金の使い方が下手な人はちょっとした依存心があったりするのです。
③家計簿つけない
お金の使い方が下手な人は、家計簿をつけない傾向にあります。
そもそも論ですが、家計簿というのはつけただけでは意味がありません。
日々の「使い方をチェックできる」というのが一番の強味です。
つまり「認識する」というのが、貯金において大きなウエイトを占めているのです。
なんでもそうなのですが、この世の中は「意識したもの」しかどうにかできません。
意識できないもの、つまり気づいてないものをどうにかしようとしてもムリなのですね。
だって気づけてないのだから。
だから、自分のお金の使い方に興味を持って、気づいていかなければ、お金の使い方を変えることは不可能です。
つまり、家計簿をつけない人=お金の使い方をどうにかできる土俵に立てない
こうなりますので、お金の貯めようがないのです。
「家計簿なんて面倒だし難しそう」という人は、まずは簡単でいいので、手帳に使った分を記入していくという方法がおすすめです。
おすすめは「金の手帳」です。
手帳感覚で、家計簿が使いたい人むけです。
私も使っています。
④1円の積み重ねが計算できない(数字に弱い)
お金の使い方が下手な人は「数字に弱い」傾向にあると思います。
数字に弱いと、割引率の計算や、ざっくりとした計算ができないので「あれ?思っているよりも合計金額が高い」となったりします。
そのほか、「50円も365日でいくらになる」というような計算も瞬時にできないと、数十円の節約なんて「焼石に水じゃん」と思いやすくなってしまうのです。
実際に、1日50円節約したら18250円です。
それを10年間できたとしたら、18万円もの大金になるのです。
このように、実際に計算してみると、どれくらいの数になるのか?が実感できるでしょう。
これは株式投資などのシミュレーションの時にも使えます。
(シミュレーションは計算してくれるサイトがたくさんありますね)
電卓を買って、いつでも計算する癖をつけてみましょう。
慣れてくると、1日当たりのコスパも計算できるようになります。
スマホのカバーを3か月で買い替えるとして、1日当たりいくらになるか?などですね。
そのように日割りで計算してみると、効率のいい買い物ができるようになるのでおすすめです。
⑤楽して儲けようとする(ギャンブルや宝くじに使う)
お金の使い方が下手な人の代表格というと「ギャンブルや宝くじ」があります。
これはギャンブル自体が好きで、楽しんでやるならいいと思います。
しかし「楽して儲けたい」という気持ちでやるのは全くおすすめしません。
賭け事はドーパミンが出て依存状態になりますし、何より損する確率の方が高いのでムダです。
ムダの代表というのが、ギャンブルだと思いますね。
これはあまり多くの説明は要らないことでしょう。
損しかないので、お金持ちになりたい人は、今すぐにやめましょう。
⑥新商品や新しいもの好き&見栄っ張り(承認欲求)
お金の使い方が下手な人は「承認欲求」のためにお金を使います。
- キャバクラでマウントとりたい
- 流行りのものを買って自慢したい
- 後輩に奢ってすごいと思われたい
こんな感じです。
人間関係を維持するために、お金を使うのはどちらかといえばいいお金の使い方です。
しかし、「自分がお金持っていることをマウントしたい」という承認欲求で、奢ってしまうためにお金を使ってしまうのは、満たされない心をお金で埋めているだけです。
承認欲求は、お金を使って得ても一瞬だけ上がりますが、すぐに枯渇してしまうものです。
見栄や優越感などを得るために、モノを買ったりしても空しいだけだです。
このようなお金の使い方をしている人は、根本から自分に向き合う必要がありますね。
⑦時間に余裕がない(時間管理が下手)
お金の使い方が下手な人は「時間管理」も下手というのが私の持論です。
なぜかというと、シンプルに「時間がない」となるとお金で解決しようとしてしまいやすいからです。
時間に余裕を持てる人というのは、朝、ちょっと早起きして1駅分歩いていこうかな~などの余裕も生まれます。
時間に余裕を持ったスケジューリングができれば、お弁当を作ったり、水筒にお茶を入れて節約することも可能です。
しかし、時間管理が下手だと、そもそもギリギリになっていつも焦っている状態になります。
すると「買っちゃえばいいや」となりやすいのです。
時間的な余裕がないぶん、頭で考えて行動するリソースが足りないので、お金に頼ることになってしまいます。
⑧財布がぐちゃぐちゃ
お金の使い方が下手な人は、財布の中身もぐちゃぐちゃであることが多いです。
財布がぐちゃぐちゃということは、レシートで買ったものを確認するのを怠っているということです。
つまり「勝ったものの把握」ができないので、食材もムダになりがちになります。
最悪、買ったまま忘れてしまっている商品もあるかもしれません。
1日1回は必ず、財布に入っているレシートやクーポンを取り出しましょう。
財布はお金の家ですから、風水的に見ても、ぐちゃぐちゃだとよくありません。
お金の流れを把握することは、貯金においてもっとも大事です。
⑨予算を決めてない
お金の使い方が下手な人は「予算を決めてない」ことが多いです。
予算を決めないと、人というのは「無限に使えるだけお金を使ってしまう」という傾向があります。
例えば、時間も同じなのですが、人は「期限」ギリギリいっぱいまで使って仕上げるということが起きてくるそうです。
お金もそうでして、予算を決めておかないと「使えるぶんだけ使おう」としてしまいます。
空間もそうでして、「空いている隙間」があると、モノを買って埋めたくなるそうです。
その点においても「使える予算を具体的に決めてない」のは、お金の使い方が下手になる道をまい進しているようなものなのですね。
⑩ポイントカードやクーポンを使おうとする
これは「まとめ買い」と似ている心理となります。
お金の使い方の下手な人は「いま・本当に必要なのか?」が自分自身で分かってないことが多いです。
在庫はたくさんあるのに「まとめ買い」というお得感につられて必要以上の在庫にお金を払ってしまったり。
それほど食べたい料理ではないけれど、「せっかくクーポンをもらったのだから食べにいこうかな」といったように。
つまり「得したい」という気持ちが強いのです。
損したくないと言い換えてもいいかもしれません。
一見、得したように思えますが、よく考えてみると、お店の罠にまんまとハマってしまっています。
クーポンやポイントがつくという理由で逆にお金を損してしまっているのです。
ポイント
損得ではなくて、「本当に自分に必要なのか?」をいったん立ち止まって考える癖をつけましょう。
まとめ
お金の使い方は、習慣によるものが大きいです。
つまり、一朝一夕で身につくものではないのですね。
地道にお金の使い方の癖に気づいて、意識しながら、ダイエットするしかありません。