人の揚げ足をとる人っていますよね。
知恵袋でもたくさんの困惑&怒りの声があがっています。
人の揚げ足ばかり取る人の目的は何だと思いますか?
(知恵袋より)
揚げ足をとる人ってどのような心理なのでしょうか?
(Yahoo!知恵袋より)
まあ、困惑&なんでだろう?って思いますよね。
私も深く考えたことはありませんが・・・
結論からいうと、揚げ足をとる人は、人が離れていきます。
理由は、シンプルに「うざい・めんどい・うるさい」からです。
詳しく説明していきますね。
揚げ足を取る人の特徴は?
揚げ足を取る人というのは、以下のようなことをする人のことです。
- 重箱の隅をつつくように文句や嫌味をいってくる
- いちゃもんをつけてくる
- ダメだしばかりしてくる
元々は、技をかけようとした相手の足を掴んで、しようとしてたことを挫くということで、揚げ足取りという表現になったようです。
揚げ足をとられる方が悪いのか?という質問もありましたが、そんなことはありません。
世の中のサービス・モノ・人に完璧・完全というものはありません。
文句をつけようと思えば、どんなものにだってつけることができるんですね。
それは長所に見えるものすら、つけようと思えばつけることができます。
言い換えると、揚げ足をとる人は「人の不完全なところばかり探す」=悪いところを見つけてばかりの人と言えます。
人やサービスの悪いところばかり見つける人と、一緒に居たいと思う人はいませんね。
揚げ足を取る人はうざい?理論的?
揚げ足をとる人はうざいです。
揚げ足とは、今風の言葉でいえば性質的には「論破」に似ていますね。
揚げ足
「でもこれって〇〇じゃないですか?」
「もし、こうなったらどうしますか?」
知恵袋に書いてあったのですが揚げ足をとる人は「すり替え」という技を繰り出してくるようです。
「このお菓子、美味しいけど、人工甘味料たっぷりだよね~」とかです。
味の話をしているのに、健康の話にすりかわっているというのです。
しかし、どうやら、回答者さんにもこのような傾向があって「揚げ足をとる人」は考えるのが好きな人持論を展開してます。
考えるのが好きだからこそ「でもこうだったらこうだよね?」となるという訳なんだそう。
しかし、長文ばかり書いている考えるのがほぼ趣味といっても過言ではない私まいぴは、揚げ足をとっているつもりはないです。
なぜならば、相手が「何について話しているのか?」をきちんと汲み取ってるからです。
とはいえ、「考えるのが好きな人」というのは私自身当てはまっているので、もしかしたら揚げ足取りのような「ツッコミ」を入れている可能性はないとは言い切れません。
(数々の非礼をお詫びいたします)
ということは、揚げ足をとる人は3パターンということです。
- いろんな面から物事を考える・批評家気質である(思考)
- 人より優位にたちたい(感情)
- 相手の感情に鈍感(注意力が不足)
わかりました。
この3点セットが「揚げ足をとる」発動条件になりそうですね。
論理的なだけだと、多少はイヤな感じはしますが、「小ばかにしてる感」は無いと思います。
ここまでで、揚げ足には「2種類」あると思われます。
揚げ足には2種類
- 感情が絡む
- 考えすぎ&理屈優位の人がツッコんでしまうだけ
「2種類(感情OR 考えすぎ)×3種類」です。
感情系の揚げ足取りの3タイプの「感情の中身」を解説していきますね。
【感情系】揚げ足を取る人の基本心理は3つ
揚げ足をとっている人は、ほぼ無意識で癖のようになっていると思います。
無意識の癖というのは、自分では自覚できないため、その人自身は「自分は相手にひどいことをしてる」という自覚はありません。
- 注目されたい
- 優位にたちたい
- 引きずりおろしたい
この3点になります。
①注目されたい
まずは、「注目されたい」です。
人は誰でも、両親など重要な人に注目されたいという欲求を小さいときには持っています。
しかし、それが満たされなかった場合や、たまたま揚げ足をとったときに、間違ってみんなの注目を得てしまったという成功体験(先生を小ばかしたら、ウケた等)によって注目されたい欲求が加速してしまうことがあります。
たいていは、成長するにしたがって、自分の存在を親や友達から承認されることで、「注目されたい」という気持ちはそこまで強くならないのです。
しかし、誰からも承認されない幼少期が続いたりすると「自分の存在を認められたい」という渇望が強くなります。
それにによって「どんな形でもいいからみんなに注目を得たい」となってしまうのです。
一種の「承認欲求」や「自己顕示」の慣れの果てですね。
②優位に立ちたい
揚げ足をとる人の心理2つめは「優位に立ちたい」です。
揚げ足をとるということは、相手へのダメだしという意味あいが強く、結果的に「あなたのそれってだめだよね?」という存在否定=ダメだしになっているからです。
これは一番めの心理と同じでして、自分が承認欲求が足りてなくて、認められたいからです。
自分を認められてない人が、相手を認められるわけないですよね。
今日のご飯に苦しんでいる人が、相手が美味しそうにご飯を食べているのを認めることは、苦しいことです。
「私だって欲しい」という気持ちが「相手へのダメだし」となって、引きずりおろすことで、自分の心の安定をはかるのです。
相手の存在を認めない(揚げ足をとる)ことで、一時的に相手の存在が下がって、自分の存在感が大きくなった(認められた)ような錯覚をするのですね。
これを得たいがために揚げ足をとっているのかもしれません。
③引きずりおろしたい
2番目とつながっているのですが、「引きずりおろしたい」という気持ちがあることがあります。
本人は①~③までは無意識なのですが、なんとか相手の揚げ足をとることで、認めないようにしているんです。
そうですね。
例えば、あなたの大好きな女性が「あの人、すっごいんだよ。海外に留学して○○なんだって~」といってきたとしましょう。
そのとき「でも、あいつ、裏でこそこそ遊んでいるっていじゃん?海外にいったら遊びまくりなんじゃないの?」とかいう男性の感覚と似ています。
つまり「そいつを認めるわけにはいかない」のです。
なんとか、ダメなところを見つけて揚げ足をとって、引きずりおろしたいのです。
こうですね。
引きずりおろすために、人は「揚げ足」というのを必死にするのです。
それは、まあ、余裕のなさもあるんですけどね。
だって、自分よりも確実に格下の男性を褒めてても「1位のオレ(余裕)確固たる地位」があれば、笑ってやりすごせるでしょう。
つまり「揚げ足をとる人は自信や余裕」もないということになるんです。
それが、引きずりおろしたいという心理につながってきます。
揚げ足をとる人は病気?
揚げ足をとる人は、「人よりも優位に立ちたい」という心理があります。
もし、その感情が強まったうえでの「揚げ足取り」である場合。
以下の可能性があるかもしれません。
- 自己愛性人格障害
(いわゆるモラハラやパワハラをしやすい) - アダルトチルドレン
- 不安障害
自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)の人の揚げ足取りの場合。
「この料理、子どもが作ったのかよ?」とか「味がうすくない?」とかそんな感じのあきらかに見下す感が満載の揚げ足取りをしてきます。
アダルトチルドレンとは、精神科の診断としてはないのですが、愛着障害を抱えている子ども時代に子どもらしく生きれなかっ成人の人を指す概念です。
このような人達は、親によっては「ダメだし・揚げ足取り」をされて育ってきた可能性が高くなります。
基本的に親から自分が扱われたように、大人になったら他人(や自分)を扱うようになります。
ですから、他人に揚げ足やダメだしを過剰に取りすぎるのは、アダルトチルドレン(人間不信&人への信頼感が育ってない)可能性もあります。
最後に不安障害系の精神疾患(全般性不安障害・社交不安障害・対人恐怖症・パニック障害・強迫性障害)の人も、不安からの揚げ足をとってしまうこともあります。
この場合は相手をバカにしている感じや自分が優位に立ちたいという「揚げ足」ではなくて
「でもこれってこうなったらこうならないの?」(心配や不安)から、重苦しい呪いのような揚げ足をとってきます。
例えば、彼氏や彼女とつきあったり、友達を遊びに行くときも「あの人ってこうこうこうじゃない?(大丈夫なの?)(おかしくない?)(ダメだと思うわ)」みたいな感じで、不安系の揚げ足とってきます。
誰でも、不安系の揚げ足をとる場合はありますが、これが過剰だと精神的にお疲れの場合も考えてみてください。
揚げ足を取る人の末路は【孤独】です。
揚げ足をとる人は、「うざい・めんどい・うるさい」ので人が急速に離れていきます。
それはそれは、岩をどかしたら、アリがさーーーと散って逃げていくかのごとく、人が離れていきます。
それを逆手にとって、嫌って欲しい人に揚げ足をかけていくというのもいいと思いますね。
しかし、基本的には「嫌われる」ので、嫌われたい人にするといいと思います。
ちなみに、人が離れていく=貧乏=成功できないということになります。
1人で成功することは絶対にできないからですね。
なので、人が逃げていくような揚げ足をとる人の末路は「孤独と貧困」なのです。
末路シリーズ
まとめ
揚げ足をとる人は、基本的にネガティブです。
なので、よっぽど大事な人でなければ、離れても差し支えないと思いますね。
対処法としては、スルーすればいいと思います。
他人は変えられないので、スルーするに限ります。
論破したい人は、さらにその人の揚げ足をとってやりましょう。
(あくまでスルー推奨)