節約に励んでお金が貯まってきたのがいいが、貯金残高が減るのがこわい。
貯金残高が増えると、安心する。
減ったら、自分の価値も減った気がして、惨めな気分になる。
このような悩みの人はいませんか?
私の姉も、このような考えが強まって、トラブルになっていました。
身内の大事なプレゼントや、家族を助けるための援助するお金などを話し合っているときに、「自分のお金を使いたくない・払いたくない!!」という気持ちで攻撃的になって噛みついてきたからです。
その数か月後、姉は、うつ病になってしまいました。
お金が減るのが不安でしょうがないという思考があまりにも強まっているとしたら、それは病気の兆候なのかもしれません。
ということで、今回の記事では「お金を使うのが怖い」理由を解説していきます。
結論からいうとお金を使うのが怖いというのは「自己肯定感の低さ」と「お金へのイメージがマイナス」の2つが理由です。
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お金を使うのが怖い人の心理って?
まず、大前提として、お金を使うのが怖い人は「自己肯定感が低い」です。
ダメな自分・ありのままの弱いところもある自分を肯定できていません。
そのため、ダメな自分への自信の無さを「誰もが認めるような絶対的な指標であるお金」に依存して補填しようとします。
お金を使う=自分の価値が減る
こんな公式が成り立っています。
自己肯定感の低い人は、反対に「お金をじゃんじゃん使うことで自分の価値を上げようとする」こともあります。
ポイント
つまり「浪費している人(お金使いすぎな人)」と「お金を使わなさすぎ」(お金使うのが怖い人)は、同じ心理構造をしていると言えます。
それにプラスして「お金のイメージが歪んでる」というのもあります。
詳しく解説していきますね。
>>お金を使うのが下手な人の特徴はこちらの記事をごらんください。
心理①お金は人間の価値である
お金を払うのが怖い人は、お金が減ると自分の自信や価値も減ると思っています。
将来への不安という形で表れてくるかもしれませんが、このような人は、どんなにお金が貯まっても、まだ不安だったりします。
これは、将来が不安なのではなくて、「自分で生きていく自身がない」(ので不安)だから、お金に頼りたいということの現れです。
だから、自分の自信の代わりとして、お金の額を気にしているので、なるべくお金を減らしたくないのです。
心理②価値のない自分に使うのはもったいない=罪悪感
お金を払うのが怖い人は、お金を使うことに罪悪感があることがあります。
これは、お金を無駄遣いすることが悪いことだと思い込んでいるか?
あるいは、自分自身に対して「恥の存在」=「罪悪感」を抱えている場合などがあります。
「自分なんて生きている価値がない」とか「自分なんかダメな存在だから」そんな自分にお金を払いたくないとかの心理になります。
心理③自分軸がない(使う判断基準を持てない)
お金を払うのが怖いのは、お金のエネルギーに翻弄されてしまっているからということがあります。
つまり、お金を使う基準があいまいだということです。
これは、お金を知らないというよりも、自分のことをよくわかっていない場合に起きます。
- 何にお金を使いたいか?
- 何にお金を使いたくないか?
この2点が自分でもよくわかっていないので、世間や他人が「お金をかけているもの」に、自分のお金を使わなければならないと考えます。
要するに、自分の価値観をわからないということになります。
お金を使うのは怖い!!の対処法を紹介!
おかねを使うのが怖いというのは、「お金が減るのが怖い」といいかえれますね。
お金に「自分の価値を映し出しているから」でしたよね。
これは「しがみつき」「かかえこみ」という行為でして、お金に執着・依存している状態です。
ポイント
根底には、不安という感情があります。
この不安を埋めるために、「お金」に依存している状態です。
- お金は「これしかない」(=有限)
- 欠乏マインドになっている(足りない)
- 将来が不安だ
こんな感じです。
世の中に、お金は無限にあふれているのですが、お金を使うのが怖い人は「お金は有限」だと思っています。
つまり「これしかない」と思っている状態です。
さらに、どんなにお金を貯めても、足りない部分を常に見ているので「老後資金3000万円まで全然こんなんじゃ足りない!!」と不安になります。
これは自分自身の未来へのセルフイメージが低いために起きています。
ポイント
自分はお金をもっともっと稼げるようになるんだ~♡という力が弱いため(つまり自己信頼が弱い)、物質的なお金を信頼して依存している状態になります。
それが将来への過度な不安につながっているんです。
お金へのイメージも低いですし、セルフイメージも低いのです。
セルフイメージをあげて、未来の自分を設定する方法は別記事のリンクを参照ください。
対処法を解説していきましょう。
①お金は有限である→お金は無限にある
まず、お金を使うのが怖いという人は「お金は貴重であり」「なかなか手に入らないもの」であり「有限」であると思っています。
これを変えていきましょう。
- お金はいつでも稼げるもの・入ってくるもの♡
- お金は簡単に手に入る♡
- お金は世の中に無限にあふれてる♡
これをノートに書いたり、あるいは、声に出して10回くらいいってみてください。
なんか違和感があるとしたら、そこにマインドブロックがかかっている状態です。
お金=恋人(愛してくれる人)と置き換えてみましょう。
「彼氏や彼女(=愛してくれる人)」は、貴重であって、なかなか手に入らなくて、そして「有限」だったとしたら?
その恋人に執着してしまって、離れるのが怖いですよね?
そうではなくて、お金は愛・信頼・感謝のエネルギーです。
「お金を使う→お金減る」ではなくて、「お金を使うことで入ってくるもの(プラス)」のものに意識を向けてみましょう。
お金を使うと怖い人は「欠乏マインド」になっていて、足りない物(減るもの・マイナスのもの)に意識が向きやすくなっています。
ですから「あーーお金減っちゃった」となりやすいです。
そうではなくて「こんなに食べ物が買えた♡」「電気代払えて、クーラー使えて快適~♡」とかです。
それと同時に「私がお金を払ったことでお店の人も利益があがって喜んでるな~♡」と感じられればさらにいいですね。
お金は、使えばつかうほど、自他を幸せにできるエネルギーなのです。
使った自分も嬉しい。
払った相手も嬉しい(儲かる&喜びを提供できたので♡)
こんな感じで、基本的には、お金を上手に使えば、相手も自分も喜びのエネルギーが循環していきますね。
②自分の【喜びのためにお金を使ってみよう】
お金を使うのが怖いというの人は、自分のために小さなお金を使ってみることをおすすめします。
お金を使うのが怖いという人には、3種類あります。
- 自分には使えるけど、他人に使いたくない(自分=OK、他人=NO)
- 他人には使えるけど、自分には使いたくない)(他人=OK、自分=NO)
- 自分にも他人にも使えない (自分=NO、他人=NO)
自分のためだけにしか使いたくない、他人につかうのが怖い・嫌だと言う場合は、「お金で他人が喜んでくれる経験」をすることが必要です。
他人や社会にお金を使うのは、以外と難しいので、まずは自分への許可だしをしていくのがいいですね。
お金を使うのが怖いという人は「お金の器」がかなり小さくなってしまっています。
これを拡げるために、自分への投資をしてみましょう。
つまり「自分で自分を喜ばせてあげるためにお金を使ってもいい」と決めましょう。
あるいはそれを許してあげましょう。
特に食べ物がはじめやすいですよ。
ここで注意するのは、例えば1回の支払い額を、今まで払ったことがない額にすることです。
注意するのは「500円の商品×10個=5000円」になったからといって、お金の器は広がらないということです。
1個5000円の商品を買ってみるということです。
あと、いきなり高いものではなくて、ちょっと「いい調味料」や「ちょっといい食パン」など、今よりも「ちょっと背伸び」くらいがいいでしょう。
化粧品などや服も、1900円だったら、3980円の服に変えてみる。
究極的には、自分の自己肯定感や信頼感がマックスになったら、服の値段がいくら安くてもどうでもよくなります。
しかし、自己の価値とお金が結びついてしまっている場合は、ちょっとずつお金を自分にかけてあげることで、自分の価値もあげて、お金を使うことを自分に許してあげましょう。
③他人のためにお金を使ってみよう
お金をちょっとずつ使って、自分を自分で喜ばせることができたら、他人のためにも使ってみましょう。
募金や、家族へのプレゼントのために貯金などをはじめてみる。
あるいは、誰かのクラウドファンディングなどや、応援のためにお金を使ってみましょう。
そうすることで、自分のお金が社会の役にたつために旅立っていくことを嬉しく思えばいいのです。
基本的に、みんなのお金ですから、あなたの財布にたまたま流れ着いただけの話です。
お金をよく見てみてください。
銀行からおろしたてのお金でなければ、新札ではないことが多いですよね。
そうやって色々な人の手にわたって、色々なことを叶えてきたお金が、いま、あなたの元に来たということなのです。
ですから、「よく来たね。ありがとう」といって迎え入れて、支払うときは「よし、頑張って他の人のために力を使っておいで」と送り出してあげればいいのです。
待機のお金(貯金)には、役割を与えてあげるといいですね。
なんだからわからないけど不安だから、「お金があればなんとかなるから」という目的が不明確なまま、貯金しているというのは
「お前たち(お金)は、私が何かあったときに不安だから、幽閉してるんだ!!」という感じなのです。
これだと、お金に「役割がない」ので、お金もあまり嬉しくないです。
それよりは「海外旅行用積み立て」「募金用」など、明確な役割を与えてあげて、貯めていくといいでしょう。
他人のために使うというのは、目的がしっかりしているはずです。
お金というのは、本来、大切な人を幸せにするために必須なはず。
ですので、世の中に大切な人(難民を救ってあげたい・恵まれない人を助けたいなど)が増えれば、あなたは、お金を社会に回すことができるようになります。
そのためには、自分を大切にすることです。
必要なときに必要に応じて必要なお金をかけるためには、自分にとって何が大切なのか?しっていなければなりませんね。
つまり、自分がお金をかけるべき基準を明確にしてください。
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まとめ
今の世の中、貧困格差が広がっています。
風の時代になって、価値観も変わっていく中で、お金の使いかたを見直す時期に来ているのかもしれませんね。
服やブランド品などの物質的な豊かさを追い求めるよりも、あなたが心から満たされることにお金を使っていきましょう。
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