世の中、お金で愛は変えないとか世の中お金じゃない気持ちが大事だ!!
と言われることがあります。
結論からいうと、お金がないと病みます。
心に余裕がなくなるからです。
お金は生きていくために必要なパワーといっても過言ではありません。
となると、お金があるというのは、生きる自信(余裕がある)と言い換えることができるからです。
現にお金持ちは圧倒的に余裕があっておだやかな人が多いです。
お金がないと「万が一のとき」への不安が大きくなります。
お金がないと「起業しよう」としても難しいです。
お金がないと「結婚したい」と思ってもできません。
こんな感じです。
この記事では、お金がないと病む具体的な理由を解説します。
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お金がないとなぜ病むのか?
お金がないと病む理由は「お金」が生存本能と結びついてしまっているからです。
生きていくには、お金が必要不可欠であるため多くの人は「生きるための安心感」をお金に感じています。
お金に執着する人も、お金への依存が大きくなりぎた典型です。
生きるための安心感をお金に求めている人は、お金がないことに「強烈な不安感」を覚えます。
不安感を継続的に感じていると、人はIQが落ちるのです。
この状態では、本能を司る脳である「大脳辺縁系」が優位(ハイジャックされている状態)になっている状態です。
この大前提を踏まえたうえで、お金がないと病むのはなぜか?具体的に解説していきます。
病む理由①お金がないと「選択肢の幅がなくなる」
お金がないと病むのは、「好きなものが買えない」からです。
これは誰もが感じることですよね。
これを掘り下げていくと「自由がない」ということになります。
人は「自由がない」というのを本当に嫌うのです。
これはなぜかというと、「自分で自由に決められない状態」というのは、決定権や選択権が自分にないといことになります。
これはお金がある人が「自分の意志で安いものを選んでいる」という点と違うことに注意してください。
ポイント
- お金があって「スーパーの牛肉を買っている人」
- お金がなくて「スーパーの牛肉を買っている人」
上記は、スーパーの牛肉を買っているという点は同じです。
安いものを買うのが不満なのではないのです。
お金がある人は「買おうと思えばシャトーブリアンも買える余裕があるけど、自分で安い肉を選んでいる」のです。
偏差値65の人が自分から58の大学に下げるのは、選択肢としてあえてやっています。
しかし、お金はない人の選択肢は「それしかない」という状態です。
余裕がありません。
自分で選んでいるようで「これしか買えないから、しょうがなくスーパーの牛肉を買っている」という状態です。
これは「自分で好きなように決めたい」という気持ちを我慢するより仕方なくなってしまうのです。
それによって、余裕のない精神状態になって自分で決める余裕がなくなって病むのです。
余裕のあるマインドセットの解説記事はこちら
病む理由②愛する人(好きな人)を幸せにできない
お金があるということは「選択肢の自由」を広げるという意味があります。
つまり、あなたに「恋人や愛する子ども」を持った時に、お金の力は最大化されます。
自分がいくらミニマリストであったとしても、「結婚した女性や子ども」が同じお金観を持っているとは限りません。
女性はエステに行ったり、スタイルの維持にパーソナルトレーニングやジムに通ったり。
美しく品格のある肌やスタイルを・食生活を維持するためには、お金だってかかるのです。
- 自分ではなく愛する者に与えるためには「お金」が必要
愛する人に、幸せを感じてもらいたいのは当然の感情です。
- 「2か月に1回海外旅行にいけたらいいな」
- 「海外留学したいな~」
- 「ゲーミングパソコン欲しいな」
- 「別荘がほしいな~」
小さいことから大きいことまで数あれど。
「環境・健康・教育・習い事・住居・快適さ・時間・食事・娯楽・癒し」などの中で、お金がないと「愛する人が求めるものを提供できすることができない」のです。
それは子供やパートナーに我慢させるということでもあります。
愛する人ができて、「幸せにしたい」と感じたとき、お金がないとお金でできる幸せのエネルギーを与えることができないのです。
病む理由③お金があれば避けられる不幸が避けられない
②と反対ですが、お金は「選択肢を広げる自由の引換券」のようなものです。
だからお金がないと「苦しい(不快な)選択をしなくても済むようになる」ことが避けられないということになります。
- お金がないのでタクシーに乗れないので暑い中歩く
- エアコン掃除業者に頼むお金がないので自分で分解して掃除する
- 料理が苦手なので時短ミールキットを買う
- 仕事しているので家事代行を使う
時間の節約や苦手なことをするにも、お金があれば代わりのサービスを使うことができます。
それによって不快感や苦手なことをしなくても済むようになったり、時間の節約をすることもできるのです。
お金がないと「苦手なことや不快なこと」も、お金をかけずになんとかしなければならなくなります。
あたりまえですが、「快適さ」とは程遠くなるので、不幸感が増します。
お金がなくて病むときの対処法
お金がないと余裕のなさから病んだり、心がすさみがちになります。
しかし、お金がないという現実を嘆いていても何も始まりません。
まずは、「どれくらいお金がない」のか?把握しましょう。
- いますぐにお金が必要 (緊急度:高い)
- このままだと1年以内に生活が破綻しそう (緊急度:中)
- 将来に備えたい(緊急度:低い)
まずは、気持ちを落ちつけて整理してみましょう。
以外と、将来の備えだったら、今から備えたら間に合うことでも過剰に不安になりすぎている場合があります。
いますぐにお金が必要なときの対処法
いますぐにお金が必要な場合はの対処法は以下です。
- 「価値のあるものを売る(ブランド品や金など)」
- 「債権整理」
- 「自己破産」
- 「キャッシング」
いますぐにお金が必要な場合は、お金の専門家や支払いなどがある場合や借金があるときには司法書士や弁護士、法テラスなどに相談してください。
このままだと生活が破綻するときの対処法
このままいくと1年以内に生活が破綻しそうで、貯金を切り崩して生活している場合。
以下の方策を検討をおすすめします。
- 収入を増やす(副業やかけもちなど)
- 転職する
- 家計のスリム化
この場合は、ファイナンシャルプランナーの人に家計診断をしてもらったりして、「どこをどのように削っていくか」家族構成なども含めて相談するといいでしょう。
さらには、収入を増やすために転職をを検討したり、バイトを増やすという選択もあります。
注意ポイント
ギャンブルや宝くじで一攫千金を狙うのは危険です。
ネットワークビジネスやマルチ商法「データ入力で30万円」などの怪しい楽して儲かる副業などにひっかからないように注意してください。
楽して稼げるというのは99%詐欺です。
無駄遣いをやめるための記事はこちら
将来に備えるときの対処法
この場合のお金がないというのは、緊急度としては低いので余裕があると推測します。
そういう未来20年先のことで「お金がない」と感じる場合は、「長期投資」などで備えるのがおススメです。
②の対処法に加えて、積み立てNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)「ポイントサイト」などを使って、コツコツと堅実にお金を増やしましょう。
>>投資ってどうやって始めればいいの?~はじめてでも簡単に始める方法を解説~
まとめ
お金がないと自由がなくなりますので、自由と求める人には我慢の日々となります。
しかし、それも「目の前にあるもの」をしっかりと感謝するマインドによって乗り切ることができます。
自分にとって「どんな生活がしたいのか?」という価値観を明確にすることからはじめてみてくださいね。
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