お金に好かれていない人の違いってなんだろう?」
「そもそも何からはじめたらいいんだろう?」
一生懸命働いて、先取貯蓄をして、投資もしているのに、なかなか収入が増えない。
手元に残るお金が少なければ、必然的にその中でやりくりをしなければならなくて、働く意欲もなくなってしまいます。
どうしたらお金が入ってきやすくなるんだろうと思いますよね。
実はお金が入ってくる力って「お金を受け取る器の大きさ」で決まるんです。
お金の器の大きさとは「感謝・喜び力」のことです。
受け取る力が高い人のもとにお金は集まってくるのです。
- お金と愛のエネルギーは同じ
- 今の現状に満たされた気持ち(感謝)を持つと器が大きくなる
- 受け取り力を高めるとお金が入ってくる
今回の記事ではこのような内容でお届けします。
お金は愛のエネルギーである
お金持ちは愛に満たされている人が多い
お金持ちは愛に満たされている人が多いです。
私は、大企業で働いていたときにいわゆる現代社会でいう「エリートサラリーマン」を見てきました。
エリートサラリーマンはどちらかというと、経営者やベンチャー企業をおこす実業家とは反対の性質を持っていました。
しかし、私はお金を稼ぐ力の高い人どちらにもある共通点を見つけました。
ここでいう愛とは「他人のために何かを率先して与える」ことと定義します。
私はおっちょこちょいでして、街中でアクシデントが起きたときに助けられたりします。
そのときの気づかいなどに喜んで感動すると、男性は名刺を取り出して名を名乗ってくださるのですが、経営者さんだったりということがとても多いです。
ちょっと話がそれてしまいますが、「男性」の方が助けてくれる確率は高いです。
心理学的にも「見返りを求めない愛(アガペー)」は、男性の方が強いという研究も出ています。
私はこのような仮説をたてました。
与える状態が「可能な人」ってどういう状態だろうか?
私は長年(といってもずっとさぼっていましたけど)目に見えないものを解き明かすべく独自で分析を繰り返していました。
なぜ目に見えないものに興味を持ったかというと、私はアスペルガーグレーゾーンと診断されていまして。
「目に見えることを理解する能力が低い」のでわからないからです。
恋愛に不器用な人が「恋愛の本を読んで心理を知りたい」と思うのと同じですね。
自分自身、わからない分野だからこそ興味を抱くというものです。
分析した結果、与える人は以下の状態だと仮定しました。
- 与えるべき対象において余裕があること
- 自分で満たしていること
- 与えることのできる大きさはもらうことのできる大きさに比例する
すると、自分で愛を満たすことができている人=自分の器に入っている溢れんばかりの水を人に分け与えることができます。
自分で自分の愛情を満たしていれば、人に愛情を与えることが可能です。
その余裕(余剰分)こそが「与える力」なのだと確信しました。
与えることができる=「それを自ら満たしている」ということ
私は、20代のころボランティアをできる能力がない自分の無力さを嘆いていました。
東日本大震災のときなどのことです。
そのときは経験不足でわからなかったのですが、前述の子どもの障害によって福祉のお世話になってからというもの。
本当のホスピタリティを持つ人の心に触れることができてようやく理解したのです。
その人は、ボランティアや愛は利他的なもので成り立っていると思っていたの私の世界をひっくり返しました。
その人は自分の持てるものと与えられる余剰分をよく理解していたのです。
ポイント
自分の持っているリソースと、与えられる余剰分(キャパシティ=器)を理解しよう
まずは、自分自身を満たすことで人を救うことができるということを知った私は、自分ができる余力がないのに他人を助けることをするのはやめたのです。
まずは自分で自分を満たす
今の現状で「満たされている」ということが感謝につながる
現状を自分で満たすということは「受け取り力」を高めるということ
満たされるということで、与える力はぐんと高まることを知ったまいぴ。
与える力が高まるということは、自分の器には「愛やお金」といった見えないエネルギーの余剰分もできるということです。
ポイント
満たされていることに気づき、受け取る力=受け取り力です。
受け取り力を高めるには以下のことをするといいです。
受け取り力を高める
- 日常のことに感謝する
- 感謝ノートをつけてみる
- 自分がワクワクしたり、好きなことをする
そのかいもあって私は生活において以下のことを心がけるようにしました。
- 自分の感情は自分で満たす(ご機嫌をとる)
- 他人を助けるためには、それにふさわしい自分である必要がある
- 目の前のできごとに感謝の気持ちを持つ
すると、波はあるのですが、目指す世界は近くなって毎日の幸福度があがりました。
自助ができている人だけが、他人を助けることができるのですね。
本来、ギブとはとても崇高なものなのです。
お金を与えることも、愛情を与えることも、福祉の心もそうです。
それは自己犠牲ではなく、「まずは自分で自分に与えてあげる」ということが必要なのです。
自分が役に立っている気がする!!
自分も誰かの役に立っている感覚を得たい!
上記のように、私たちは時々、欠乏マインドからお金や愛情やボランティアをしてしまうことがあります。
注意ポイント
しかし、それは自分を満たすためであったりするので注意が必要です。
愛のない人が愛を教えることはできません。
あなた自身がハッピーで満たされていると感じることで、はじめてあなたは周りの人に幸せを与えることができるのですね。
その力が高まって満たされてはじめて、あまった力をエネルギーとして他の人に使うことができます。
お金持ちマインドは余った分をみんなと分かち合うのが好き
自分で自分を満たしていると、次に起きてくることがありました。
私がいま住んでいるこの部屋も、目の前にある食べ物も、すべて誰かが作って配送やさんが届けてくれたからあるのです。
ゴミ清掃車やガスの検針の人を見た瞬間「私たちの家に電気を届けてくれてありがとう!!」と心の中で感じるようになってきたのです。
すると、とてもありがたく思えてくるから不思議ですよね。
たぶんなのですが、このエネルギーがさらに高まってくると「余剰分を与えてわかちあう」というフェーズに入ります。
与える力の大きい人は、情報・お金・愛情などのリソースを一人でしまいこむことはしません。
どんどん与えて循環させていきます。
みんなに分け与えて、わかちあい、シェアして、もっともっとハッピーな人が増えるという連鎖を起こすことで世界中の人々が幸せを感じるようになるはずです。
でも私はまだコップでいうと満たされそうだけど、ときどき地面が不安定でコップの水をこぼしてしまったり。
まだ余力分のエネルギーを与えるまではいっていません。
ほんとうの意味で心が満たされて他人に力を与えられるようになったら、お金持ちマインドに近づくことができます。
マインドが変化しますと、数か月遅れて現実でもそれが反映されてきます。
ポイント
器を大きくする=「受け取る力」「与える力」をバランスよく育てること。
もっと詳しくエネルギーについて知りたい方は以下の本がおすすめです。
「量子力学的お金引き寄せの教科書」高橋宏和、SBクリエイティブ、定価1650円」
「マネーエネルギー論」吉良久美子、定価1650円
まとめ
- 現状を自分で満たすこと
- 受け取る力が高まると入ってくるものが増える
- 人に与える前に自分を満たす
- 愛のエネルギーを循環させる
すぐに自分でできることなので、まずは好きなことをしてエネルギーを高めるとよいです。