貧乏な家庭で育った人は、どんな特徴があるのでしょうか?
当サイトでは貧乏な特徴を「心が貧しい」と定義づけています。
ですから一概にお金がない=心が貧しいとは思っていません。
お金をたくさん持っていても、心が貧しい(以下貧乏マインド)の人もいるからです。
しかし、心の豊かさは必ず現実に作用してお金を引き寄せます。
ですので、物質的に貧乏である家庭で育った場合は「貧乏マインドが身についている可能性」も高いということになります。
この記事では貧乏な家庭に育った人に良く見られる特徴を解説していきます。
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貧乏な家庭で育った人の【特徴13個】
①貧乏は美徳・清貧であると思ってる
貧乏な家庭で育った人の特徴として「貧乏であること」が清く正しいことと信じ込んでいる場合があります。
清貧という言葉があるように、「慎ましく暮らすこと」と「必要なものを買うだけのお金がないこと」をごちゃまぜしているんですね。
お金があっても質素に慎ましく暮らすことはできます。
しかし、貧乏の場合は「使いたいことややりたいことがあっても選択肢の自由」が制限されてしまいます。
その点を考えずに思考停止で「貧乏は素晴らしいもの・美しいもの」という美徳のようなものがある場合があります。
これは、認識が歪んでいます。
お金はあるに越したことはなくて、お金によって貧困で苦しんでいる世界中の人達を救ったりできるのです。
これではいつまでたっても「現状」から抜け出そうとしないのでずっと貧乏のままになってしまいます。
②部屋が汚い【いつか使える・もったいない思考】
貧乏な家庭で育った人は、部屋が汚くなりがちになります。
この理由は以下のとおり。
- 貧乏=満足感が少なくて将来に対する不安感が強いので「物をため込む」
- もったいないので空き箱や空き缶など「使えそうなものをとっておいてしまう」
- 自分に必要なものと必要じゃないものがわからない
- 安いものなら買ってもいいと思って余計にモノが増える
こんな感じで、貧乏であることが「物への執着」となって表れやすいのです。
逆にお金持ちの部屋はすっきりとキレイになっていきます。
卵が先が鶏が先か?というところでもありますが、「お金に余裕が出てくる」と満足感や余裕ができてモノをあまり買わなくなって部屋が綺麗になる。
あるいは「心の余裕があるので部屋が綺麗になっていくか?」のどちらかになります。
部屋は心の状態を表します。
すっきりしているからといって、お金があることとはちょっと性質が変わってきます。
しかし、部屋がキレイですっきりしているというのは金運を上げたり成功するために必要なスキルと被っているので、結果的にお金持ちの家は部屋がキレイなことが多いです。
③物へのこだわりが強い(物質主義になりやすい)
貧乏な人は、前述したように物へのこだわり(執着)が強くなる傾向にあります。
なぜかというと、「お金を稼ぐ」という力はとても強いエネルギーを持っています。
1人で億稼ぐことができたら、自分はお金を生みだす才能があって一人で生きていけるという生きる力が身に付きます。
しかし貧乏な家庭で育った人は、お金を稼ぐ力(生きる力)低いということになります。
すると、以下のような公式ができあがります。
ポイント
自分の力で未来を変える・自分でどうにかできる<<<<<モノが未来を変えてくれる・モノがどうにかしてくれる
こうなってくると、モノを手に入れることが自分を安心させてくれるエネルギーのように思えてきます。
そして、「ブランド品」を欲しがったり、高いものが権力の象徴のように思えてきます。
手に入れれば自分のレベルがあがって自信がついたように錯覚するのですね。
だから、モノを手に入れることに執着(依存)するのです。
③お金持ちの悪口を言う
貧乏な家庭で育った人は「お金持ちに悪いイメージ」を抱いている場合があります。
なぜならば親が「お金持ちの悪口」を言っていた可能性があるからです。
人は合理化したい生き物です。
貧乏であることを受け入れるよりも、お金持ちの悪口を言って「そんな風になっていない自分」(貧乏であること)を安心したいのです。
④社会や政治の悪口を言う【他責思考】
お金持ちの悪口だけではなく、社会や政治・世の中の悪口を言うことも多いです。
これは「人生の責任を自分以外のせいにしている」ということです。
お金持ちの人は社会の悪口を言うことは少ないです。
世の中に役立って貢献して、よりよい社会や世界に変えていこうとするからお金が稼げるわけです。
自分が関わっていることに対して行動を起こしている人は、それについて不満や愚痴を言うことはありません。
どちらかというと、愚痴・悪口というのは「何も行動していない人」こそ多い傾向にあります。
つまり政治の悪口は言うけれど「政治を変えるために自分は何もしていない」。
社会の悪口は言うけれど、そんな世の中を変えていこうと自分が何か社会貢献の行動を起こしているわけではない。
こんな感じです。
つまり貧乏な家庭に育った特徴は「一貫してない人」なのです。
お金が欲しいなら、お金持ちになるための行動をする。
社会に不満があるなら、それを変えるために何か活動をしてみる。
たったそれだけのシンプルなことなのですね。
⑤衝動性が高くて計画性がない(貯金ができない)
貧乏な家庭で育った人の特徴として「衝動性が高くて無計画」というのが挙げられます。
そもそも貧乏というのは、病気だったら仕方ないのですが「衝動性が高いから貧乏でいる」ようなものなのです。
衝動性が強いと「将来のことを考えて今の行動を制御することができない」ために、欲求のままに場当たり的に行動してしまいます。
このような親の背中を見てきてる人が多いため、お金の計画性や上手な使い方を教えてもらってこなかった可能性があるのですね。
お金の使い方については以下の記事をごらんください。
お金の上手な貯め方
⑥向上心がない・成長志向がない
貧乏な家庭に育った人の特徴として「成長意欲や向上心」がないということがあがります。
お金持ち思考のベストセラーである「ミリオネアマインド」という本にも書いてあるのですが、貧乏な家庭の人は「安定」を望む傾向にあります。
- 下流の人(貧乏)👉今のままでいい・安定が大事・現状から抜け出そうとしない(甘んじる)
- 中流 👉快適さを求める
- 上流(お金持ち)👉快適さの上を目指す(コンフォートゾーンから抜け出す)
贅沢をしないで「今の状態で十分」と思っているのが貧乏マインドなのです。
DVやモラハラを受けているのに、「しょうがない・どうにもできない」と考えて離婚しようと行動しない。
貧乏で辛いのに不平不満を言いながら、現状を変えようとするのは嫌がったりします。
快適さを求めれば、中流になれますし、その快適から抜け出して「成長しようとすれば」お金持ちに近づことができます。
⑦「1円の価値」を大事にしない
貧乏な家庭で育つと、お金に執着するわりには、1円という小さな額は大事にしない傾向にあります。
これも、貧乏マインドの特徴である「想いと行動が一貫していない」のですが、本人は気づきません。
大金も、「1円の集まりでできている」ことをしっかりと認識して価値を感じていれば1円には1円の価値があることに気づくでしょう。
それを「500円や1000円ぽっち」と言ってる人は、貧乏マインドです。
ブランド主義や権威主義と同じ考え方に陥っているのですね。
基本的に潜在意識と顕在意識の使い方が「貧乏とお金持ち」では逆になるのです。
- 貧乏マインド
顕在意識=「お金がもっと欲しい」」「1円なんてもらっても意味ない~・なんで年収200万しかないんだろう!!」
潜在意識=「(=私は足りない!!) (私は1円や200万なんて嫌いです=来ないで!お金要りません!) - お金持ちマインド
顕在意識=「満ち足りていて幸せだ~」「1円もらえた♡ラッキーありがとう!」
潜在意識=(私は豊かだ、満ちている) (私は1円でも大好きです=お金大好きもっとカモン♡大事にしますよ~)
こんな感じで潜在意識が現実に反映しているだけです。
あるものに目をむけつつ、(現状を満たして)成長していく(さらに快適な範囲を広げる)というのがお金持ちマインドです。
貧乏な家庭で育つと、反対になりがちですから「ないものに目をむけつつ、成長しない。」ということになります。
⑧不健康な生活をする【お酒・たばこ・ゲーム】
貧乏な人は自分のことを大事にしない傾向にあります。
お酒やたばこで健康を害することをしていたり、手軽に快楽が出るギャンブルや恋愛におぼれたりしやすいです。
これらは簡単にドーパミン(快楽ホルモン)がたくさん出る行為ですから、飲みだけ・遊ぶだけなので出ますから依存しやすいのですね。
お金持ちのドーパミンの使い方は違っています。
ドーパミンは「もう少しで手に入りそう」なときや「目標を達成したり」「何かが増えたとき」に多く分泌されます。
もうおわかりですね。
お金持ちは「自分の力で目標を決めて達成すること」でゲーム感覚で年収をあげたり、読書や新しいスキルを身に着けたり、自己成長するためにドーパミンを活用しているのです。
⑨読書の習慣がない
貧乏な家庭の人は読書をする習慣がないことが多いです。
「学ぶこと」は1円にもならないと思っているのです。
実際に年収の低い人ほど読書しないとうデータがあります。
詳しくは下記の記事をごらんください。
▶貧乏な人は「勉強しないから年収が上がらない事実」~対策も解説します~
対策はシンプルで、今日から本を5分でもいいので読み始めることです。
たった5分なのですから、できるはずですよ。
⑩感謝の気持ちが薄い(=満足感がない)
当サイトでも何度もいってきていますが、貧乏マインドでは「感謝が薄い」という特徴があります。
貧乏な家庭に育ってきた人は満たされていることが少ないです。
そのため「社会への不平不満」を抱いていたり、恨んでいたり、逆に「不安・恐れ・疑心暗鬼」を社会や他人に持っていることがあります。
この感情を持っていると100%豊かにはなれません。
そういう時は、感謝することで。あらゆるネガティブな感情を浄化することができます。
ネガティブな感情を持っているのですから、感謝の気持ちが湧き出ないのは必然ですし、とても難しいことはわかっています。
泣いている人に楽しんでみようといっているようなもんですから。
しかし、心から思わなくても「ありがとう」と思えることが1つはあるはずなんですね。
それを嘘でもいいので、ノートに記入したり、口に出していってみることです。
あなたは、プレゼントが自分の好みではなくても「ありがとう」っていいますよね?
それと同じで「心から思ってなくても感謝できること」を見つけて、言葉にしてみましょう。
⑫お金に支配・依存してる(執着してる)
貧乏な家庭で育った人の特徴に「お金に依存している」というものがあります。
これは執着と同じですが、同時にお金との付き合いかたが「支配・依存」の不健全な関係になっていることがあります。
これはお金だけではなくて恋愛関係でも同じことが起きてきます。
- お金が私の人生をなんとかしてくれる
- お金さえあれば私は幸せになれる
- お金さえあれば私は自信がつく
- お金さえあれば私は好きなことができる
上記のような感じが「依存」です。
こんな風に思っている人の元にお金は怖いし重いし利用されて捨てられそうなので、寄ってくることはありません。
お金持ちの人は、逆なので「私の人生は私がなんとかする」「私は私で幸せだ」「私は自信がある」とお金と自分をしっかりとわけています。
執着とは「この先、私は2度と〇〇できないだろう」という気持ちです。
つまり「自信のなさ」は執着心を呼び起こすのです。
限定品が捨てられないのは「二度と手に入らないかもしれない」と思うからです。
別れた彼女に執着するのは、「二度とこれ以上のものは手に入らないかもしれない」と思うからです。
つまり、自分はまた手に入れる力があると思えれば執着はしないのです。
貧乏な人は「自分の力を信じる力が弱い」ので代替物としての「物の力やお金の力」を過大評価しすぎているのです。
そのわりには、厳選して選んでいなかったりします。
つまり本当に好きなものを買っていないので大事にできていないのです。
そこにも貧乏マインドの一貫性のなさが見られますね。
⑬時間をムダに使う【意識が低い】
貧乏な家庭に育った人の特徴として「時間をムダに使う」というのがあります。
貧乏な人は、時間は「限りあるもの」というところへの意識が低いです。
それがなぜ起きるか?というと時間の流れを区切っていないからです。
流れていくだけの時間の中で「テレビを見る時間」と名前をつけて区切るだけで、「娯楽」という時間が浮かびあがります。
区切らないと時間というのは見えないものですから、まるでいつの間にか無くなっているお金のように「すーーっと」流れて消えていくのです。
しっかりと「〇〇する時間」と区切ってあげることで「ない=ある」に意識を変えることができます。
チャンスもお金も時間も、この世の中にはたくさん漂っています。
でも、時間への意識が低いと、気づかずに流れさってしまいます。
手のひらの隙間から「砂金」(お金と時間とチャンスを映像化したもの)が気づかずにサラサラと漏れ出していってしまうんです。
そうならないために「意識してしっかりと指を閉じる」のです。
これが「時間を区切る」ってことです。
映像で説明しましたが、普通にスケジュール帳を買ってきてメモしまくったり、時間をしっかりと区切って意識するだけでOkです。
▶【未来手帳2023】を購入したので紹介します~理想を逆算して実現する~
▶【女性】フランクリンプランナーのバインダーを買い換えました【ボタニカル】
時間対効果と、効率はしっかりとフィードバックしてくださいね。
貧乏な人は見ためでわかるって本当?
貧乏な人は、見た目に特徴はあるのでしょうか。
貧乏な人の見た目は以下のとおりです。
- 太ってる
- 清潔感がない
- ブランドものや流行りの服を着てる
- 服がヨレヨレ&ボロボロ
- 荷物が多い
- 姿勢が悪い
貧乏な人は「欲求を我慢する能力」「自制心」が低いです。
そのために、食欲を我慢できず太りやすかったり、目先の流行りやブランドなどの権力に飛びつきやすくなります。
自分の判断基準よりも、「人にどう思われるか?」でなんとか自尊心を保っている状態です。
詳しく知りたい方は「お金がない人は見た目でわかる?」の記事をごらんください。
貧乏な家庭から抜け出すには?【3つのコツ】
貧乏から抜け出すためには3つのステップがあります。
貧乏な家庭から抜け出すには、貧乏マインドを「お金持ちマインド」に変えていく必要があります。
関連記事
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
▶【貧乏人ならではの思考】13個を解説します~自分の常識はお金持ちの非常識と気づこう?!~
▶【逆だった?】貧乏マインドはお金持ちマインドと順番が逆という事実
マインドが変わってないと新しいことを始めてもすぐに戻ってしまい継続できません。
器を大きくしたり受け取り力を高めることも大事です。
まとめ
貧乏な家庭に育った人は、将来も貧乏になる可能性が高いです。
「え?絶望じゃん」と思うかもしれませんが、これはチャンスなのです。
これはお金持ちの思考を学んできていないからなのです。
思考が負の連鎖を起こしているだけなので、あとからお金持ちの思考を身につければいい話だからですね。
まずは「お金持ちになること」を決めることが必要ですね。
貧乏に慣れてしまっている人は「自分がそれを望むことすら叶わない」と思い込んで選択肢から除外してしまっているからです。